芳根京子:4度目の正直で朝ドラヒロインに決定 今秋から放送の「べっぴんさん」

今秋から放送のNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」で主演を務める芳根京子さん
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今秋から放送のNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」で主演を務める芳根京子さん

 NHKは6日、今秋から放送の連続テレビ小説「べっぴんさん」(大阪放送局制作)のヒロインに、女優の芳根京子さん(19)が決まったと発表した。昨年放送の連続ドラマ「表参道高校合唱部!」(TBS系)で主演を務めるなど活躍する芳根さんは、大阪の同局で会見し、「今の私にできるか不安もあるが、精いっぱい(ヒロインの)すみれとして生きたい」と抱負を語った。

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 芳根さんは1997年生まれ。2013年に「ラスト・シンデレラ」(フジテレビ系)で女優デビューし、14年放送の朝ドラ「花子とアン」では、ヒロインの親友・蓮子(仲間由紀恵さん)の娘・富士子を演じた。芳根さんは、朝ドラのオーディションに挑んだのは「べっぴんさん」が4度目だったと明かし、「選んでいただいたからには私にできることを、120%の力を発揮して頑張る」と語った。

 また、NHKは「べっぴん」には“特別な品”という意味もあるとし、制作チームがヒロイン発表のこの日に合わせて芳根さん用のドレスを作ったと紹介。「べっぴん」ドレスを身にまとった芳根さんは「不思議な気持ち。お姫様になった気分です」と笑顔で話していた。

 「べっぴんさん」は、神戸市に本社を置く子供服の「ファミリア」創業者の一人、坂野惇子さんをモデルにしたヒロイン「すみれ」の物語。すみれは戦後の焼け跡の神戸で、生き抜くために子供服専門店を始める。制作統括の三鬼一希チーフ・プロデューサーはヒロインについて「見た目の愛らしさ、可愛らしさと同時に、芯の強さを表現できる方を迎えたかった」と芳根さんの起用理由を語った。脚本はテレビドラマ「ファーストクラス」(フジテレビ系)などを手がけた渡辺千穂さんが担当する。10月3日から17年4月1日まで全151回の放送を予定。

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