2008年に亡くなった緒形拳さんの孫の緒形敦さんが、TBS系の連続ドラマ「陸王」(日曜午後9時)で俳優デビューすることが15日、明らかになった。両親は俳優の緒形直人さんと女優の仙道敦子さんという“サラブレッド”で、敦さんは「両親、祖父と同じ道を進むことは覚悟がいることでしたが、このような環境の中で育ったことにとても感謝し、僕も全力で俳優として頑張りたいと思います」と決意を語っている。
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主人公の長男・大地(山崎賢人さん)の同級生・広樹役で出演する敦さんは、「この度は『陸王』という大きな、素晴らしい作品に関わらせていただけたことを心からうれしく思います」と喜びのコメント。さらに「今回初めてドラマに出演させていただくのですが、僕がやるべきことは、何事にも本気で、全力で挑戦するのみと思っています。一つ一つのシーンに全てを懸けて、力を入れて取り組んでいるつもりです」と明かしている。
「陸王」は、大ヒットドラマ「半沢直樹」や「下町ロケット」の原作者として知られる池井戸潤さんの同名小説(集英社)を、俳優の役所広司さん主演で実写化。埼玉県行田市にある老舗足袋業者「こはぜ屋」の4代目社長・宮沢紘一(役所さん)が、新規事業への参入を考え始め、足袋製造で培った技術を生かして“裸足感覚”を追求したランニングシューズを開発しようとする……というストーリー。同局の「日曜劇場」枠で15日にスタートし、初回は2時間スペシャル。
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