陸王:第3話視聴率は15.0%と自己最高更新

連続ドラマ「陸王」の舞台あいさつに登場した(左から)山崎賢人さん、役所広司さん、竹内涼真さん
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連続ドラマ「陸王」の舞台あいさつに登場した(左から)山崎賢人さん、役所広司さん、竹内涼真さん

 俳優の役所広司さん主演で、人気作家・池井戸潤さんの小説を実写化した連続ドラマ「陸王」(TBS系、日曜午後9時)の第3話が5日放送され、平均視聴率は15.0%(関東地区、ビデオリサーチ調べ)だった。初回の14.7%を上回り、自己最高記録を更新した。

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 「陸王」は、池井戸さんの同名小説(集英社)が原作。資金繰りに苦しむ老舗の足袋業者「こはぜ屋」の4代目社長・宮沢紘一(役所さん)が、足袋製造の技術を生かしたランニングシューズを開発して世界的なスポーツブランドと争う。池井戸さん原作の連続ドラマ「半沢直樹」や「下町ロケット」と同じ「日曜劇場」枠で、山崎賢人さんや竹内涼真さんら旬の若手俳優をはじめ、上白石萌音さん、風間俊介さん、ピエール瀧さん、阿川佐和子さん、檀ふみさん、寺尾聰さんら豪華キャストが出演している。

 第3話では、特殊素材「シルクレイ」の特許を持つ飯山(寺尾さん)が陸王の開発チームに加わり、本格的なソール作りが始まるが、陸王の開発に消極的な「こはぜ屋」の経理担当・富島(志賀廣太郎さん)は会社を潰した飯山に懐疑的な目を向けていた。一方、世界的スポーツメーカー「アトランティス」からスポンサード契約を打ち切られたランナーの茂木(竹内さん)は、けがを治すためにわらをもつかむ思いで、陸王に足を入れる……という展開だった。

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