工藤阿須加：CSドラマで初主演　ブラック企業の従業員に

　俳優の工藤阿須加さんが、フジテレビのCS放送「フジテレビTWO ドラマ・アニメ」のドラマ「ザ・ブラックカンパニー」でドラマ初主演を果たすことが28日、明らかになった。ブラック企業を題材にしたドラマで、工藤さんは、パワハラや長時間残業などが常態化しているハンバーガーショップの従業員・水野剛太を演じる。工藤さんは「このような重要な役をいただき、身が引き締まりますが、同時に『新しいチャレンジが来た。この作品を通してどんな景色が見えるんだろう』と、心が高揚しています」と意気込みを語っている。ドラマは各話30分で全6話。2018年2月から放送開始。

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　ドラマは、江上剛さんの小説「ザ・ブラックカンパニー」（光文社）が原作。主人公の水野と一緒に入社する如月雅也を岡山天音さん、ハンバーガーショップのエリアマネジャーをMEGUMIさん、ネット界の有名人で常連客を村上虹郎さん、ハンバーガーチェーンの社長・尾関克也役を速水もこみちさんが演じるほか、尾上寛之さん、深水元基さん、高橋ひとみさんも出演する。

　ミュージシャンを目指してフリーターをしていた水野だったが、バイト先のコンビニが閉店。そんな中、たまたま入店したハンバーガーショップで、味の感想を社長の尾関から求められる。上から目線で「パンチが足りない」と伝えると、正社員としてスカウトをされることに。入社試験に向かうが会場には元引きこもりの如月しかおらず、2人は無試験で合格する……という展開。「フジテレビTWOsmart」でも動画配信される。