わろてんか:第9週視聴率20.2%で2週ぶり大台回復 てんと藤吉が大げんか

NHKの連続テレビ小説「わろてんか」で主演を務める葵わかなさん(左)と共演の松坂桃李さん
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NHKの連続テレビ小説「わろてんか」で主演を務める葵わかなさん(左)と共演の松坂桃李さん

 女優の葵わかなさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「わろてんか」の第9週「女のかんにん袋」(11月27日~12月2日)の週間平均視聴率が20.2%(関東地区、ビデオリサーチ調べから算出・以下同)だったことが4日、明らかになった。第8週「笑売の道」(11月20~25日)の19.6%から回復。2週ぶりに20%の大台に乗せた。

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 「わろてんか」は、京都の老舗薬種問屋の長女で、笑いをこよなく愛するヒロイン・藤岡てん(葵さん)が、大阪を日本一の笑いの都にしていく姿を描く一代記。主題歌は女優の松たか子さんが歌う「明日はどこから」。脚本はドラマ「美女か野獣」(フジテレビ系)などの吉田智子さんが手がけ、語りはNHKの小野文惠アナウンサーが担当している。

 第9週「女のかんにん袋」は、大正4年の春、右肩上がりで成長を続ける「風鳥亭」を、1歳の長男隼也の世話をしながら切り盛りするてんは、藤吉(松坂桃李さん)が芸人たちに渡す給金を勝手に金庫から持ち出したことで怒りが爆発、藤吉と大げんかする。トキ(徳永えりさん)やキース(大野拓朗さん)らは2人を仲直りさせようと、隼也のため端午の節句を祝う準備を整える。仲間たちの心遣いに観念したてんと藤吉は、互いの本音をぶつけ合い、わだかまりを解消する……という展開だった。

 「わろてんか」はNHK総合で月~土曜午前8時ほかで放送。全151回。

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