ペンディングトレイン：井之脇海が生命科学科の大学院生に　穏やかに見えるが気難しい性格

　4月21日に始まる連続ドラマ「ペンディングトレイン―8時23分、明日 君と」（TBS系、金曜午後10時）。同じ電車に乗り合わせた乗客たちが突然、未来の荒廃した世界にワープ。水も食料もない極限下で懸命に生き、元の世界へ戻ろうとする姿を描く。ここでは井之脇海さん演じる加藤祥大（かとう・しょうだい）を紹介する。

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　◇ひとりの時間を好む大学院生

　祥大は、有名大学の大学院農学部・生命科学科で研究する大学院生。一見、温和で穏やかに見えるが、実は気難しい。ひとりの時間を好む。

　極限の状況下で、今まで関わることのなかった人々と生活を共にし、周囲との関わり方や心情に変化が起きる。

　◇初回ストーリー

　2023年春のある朝。表参道の美容室で働くカリスマ美容師の萱島直哉（山田裕貴さん）は、ある人物に会うべきかどうか迷いながら電車に乗ろうとしていた。

　同じ頃、高校の体育教師・畑野紗枝（上白石萌歌さん）は通勤途中の駅ホームにいた。視線の先には思いを寄せる消防士・白浜優斗（赤楚衛二さん）の姿が。優斗は複雑な思いを抱えながら電車を待っていた。

　そんな3人の乗った秋葉原行きの車両には、有名大学農学部の院生・加藤祥大（井之脇さん）、ネイリストの渡部玲奈（古川琴音さん）、ポップカルチャー専門学校に通う米澤大地（藤原丈一郎さん）、警備会社員・田中弥一（杉本哲太さん）、人材紹介会社を経営する寺崎佳代子（松雪泰子さん）らが乗り合わせる。

　電車は突如加速し、トンネルへ吸い込まれる。気づいた直哉たちの前には、想像を絶する光景が広がっていて……。