ブギウギ：“下宿屋の主人”チズの存在が救い？　スズ子に寄り添う姿に「いてくれて良かった」「優しさにホロリ」の声

　趣里さん主演のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「ブギウギ」（月～土曜午前8時ほか）の第43回が11月29日に放送され、下宿先の主人・チズ（ふせえりさん）がスズ子（趣里さん）に優しく寄り添う姿に注目が集まった。

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　第43回では、スズ子は、弟子にしてほしいと飛び込んできた小夜（富田望生さん）を、新しい下宿先が見つかるまでの間、面倒を見ることにした。翌日、梅吉（柳葉敏郎さん）といつの間にか打ち解けていた小夜に、スズ子は梅吉の世話をするようにとお願いする。

　スズ子が帰宅すると、小夜と梅吉が酔っ払ってどんちゃん騒ぎをしていた。梅吉は、小夜を六郎（黒崎煌代さん）の嫁にすると言い出し、調子に乗った小夜も、六郎の嫁になるのが夢だったと話した。

　スズ子は、梅吉のことを「お父ちゃん」と呼ぶ小夜を「あんたの父ちゃんちゃう！」と一喝し、「出てって！」と部屋から追い出す。梅吉はスズ子に「鬼やのう」「小夜ちゃんの方がよっぽど娘みたいやった」と言い放った。

　その後、スズ子が台所で洗い物をしていると、チズがやってきて「派手にやってたねえ」「とことんやればいいよ、親子なんだから」と声をかける。スズ子が「いつまでも寂しい寂しいで困ったもんです」と言うと、チズは「本当に好きだったんだろうねえ」と返答。スズ子が「お父ちゃんばっかりずるいわ。お母ちゃんに会いたいんはワテも一緒なのに」と本音をこぼすと、チズはスズ子の肩を優しく抱き、「（洗い物を）拭こうかね」とつぶやいた。

　SNSでは「優しく寄り添ってくれるチズさんの存在が救い」「チズさんがいてくれて良かった」「チズさんの優しさにホロリ」「梅吉の堕落生活への心配といら立ちの中ギリギリの所にいるスズ子に唯一寄り添ってくれるチズさんの『拭こうかね』はキた」「2人の並んだ後ろ姿にじわっときたよ」といった声が上がっていた。