桜井日奈子:NHK“主観ドラマ”で「彼女」役 耳元でささやくSP動画も公開

NHKの“主観ドラマ”「オートリバースの恋」の一場面 (C)NHK
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NHKの“主観ドラマ”「オートリバースの恋」の一場面 (C)NHK

 女優の桜井日奈子さんが出演するNHKの“主観ドラマ”「オートリバースの恋」が、BS8Kで1月12日、BS4Kで13日に放送される。カメラが主人公の目線(一人称視点)でストーリーが展開していくのが特徴で、まるで視聴者自身が主人公になったかのように、8K高精細映像や22.2チャンネルの立体サラウンド音声を味わえるという。桜井さんは、小関裕太さんが声を担当した、大手企業に勤める51歳の会社員「タロウ」の、どうしても忘れられない別れた「彼女」を演じる。

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 桜井さんは「“主観ドラマ”って聞き慣れない言葉でしたし、どんなものなんだろうってワクワクしていたんですけど、音がすごくて。こちらでは誰かの話し声がして、反対側では電車の走る音がして、自分の足音とかいろいろな音が混ざってる、本当に自分の日常に溶け込んでる感じで。あ、これが“主観”という意味かと、音を聞いて納得しました。耳元でささやく感じはドキッとするような、とにかく音にこだわったドラマだったなって思いました」とコメントしている。

 物語は、家庭にも恵まれ、社会人として幸せな人生を送ってきたが、どうしても忘れられない、別れた「彼女」がいる51歳の会社員「タロウ」が主人公。「彼女」と30年前、“最後のデート”をした江の島をタロウは再び訪ねる。「30年後、江の島でまた会おう。お互いの人生が幸せだったかどうか確かめ合うの」という彼女との約束を果たすために。ヘッドホンステレオを片手に“最後のデート”を録音したテープを聞きながら、彼女との思い出の地を巡るタロウ。無邪気に笑う声、甘くささやく声、そして言い争うけんかの声、よみがえる記憶にタロウは自分の人生の選択が正しかったのだろうかと自問自答する。果たして2人は再会することができるのか。そして人生を見つめ直したタロウは何を思うのか……。

 番組のPRサイトでは、桜井さんがあなたの耳元でささやく、スペシャル動画を配信中。ドラマはBS8Kで1月12日午後7時半~同8時、BS4Kで13日午後5時15分~同45分に放送される。

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