競争の番人:往生際の悪い“雲海”山本耕史 最後は「運の尽き」「相手間違えた」(ネタバレあり)

連続ドラマ「競争の番人」第3話の一場面 (C)フジテレビ
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連続ドラマ「競争の番人」第3話の一場面 (C)フジテレビ

 俳優の坂口健太郎さんと女優の杏さんダブル主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「競争の番人」(月曜午後9時)の第3話が7月25日、放送された。公正取引委員会(略称・公取委)第六審査(通称ダイロク)が追及するカルテルの中心人物で、天沢グループ専務の天沢雲海(山本耕史さん)の往生際の悪さに、SNSでは視聴者のあきれた声が広がった。

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 ◇以下、ネタバレがあります。

 第3話では、小勝負勉(坂口さん)の活躍で悪事の証拠を集めたダイロクが雲海を追及。雲海は「何のことでしょう」「臆測で語るのはやめていただきたい」と言い逃れをする。

 徐々にダイロクに追い詰められた雲海は「お前たちに俺の考えの何が分かる。私利私欲のために金もうけしてるやつから金を奪い取って、正しく使ってやってるんだ」「慈善団体に金を回し、無能な事業者には店を買い取り傘下に入れて、助けてやってる」と激高する。

 ところが、その場に栃木県警が現れ、連行されそうになった雲海は突然、花瓶を割り、破片を使ってダイロクの白熊楓(杏さん)を人質に取る。しかし、護身術に優れた白熊に気絶させられ、逮捕された。

 追い詰められてもシラを切り続けた雲海に、SNSでは「雲海しつこい」「言い逃れしすぎ」「マジしぶといな」といったコメントが並んだ。よりによって白熊を人質に選んだことには「見る目ない」「運の尽きだったな。フルボッコだった」「人質の相手を間違えてもうた」との声が上がった。

 原作は、公取委を舞台にした新川帆立さんの同名小説(講談社)。20歳で司法試験に合格し、東大法学部を首席で卒業した小勝負と、直情径行型の元刑事で新人の白熊らダイロク職員が、談合やカルテルなど企業の隠された事実をあぶり出す。

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