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磯谷友紀さんのマンガ「ながたんと青と-いちかの料理帖-」(講談社)が2023年春にWOWOWで連続ドラマ化されることが10月5日、明らかになった。戦後間もない京都を舞台に、政略結婚した15歳差夫婦が経営難の料亭再建に挑む“グルメラブストーリー”となり、全10話で放送・配信する。キャストなどの情報については、今後発表される。
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「ながたんと青と-いちかの料理帖-」は、「逃げるは恥だが役に立つ」「東京タラレバ娘」「やんごとなき一族」など話題作を送り出してきた月刊マンガ誌「Kiss」(同)で連載中で、既刊8巻すべてが重版されている人気作。
昭和26年の京都、老舗料亭の娘・桑乃木いち日は、戦地から戻らなかった夫から託された包丁を手に、西洋料理の世界で自立していくと決意するが、経営不振の実家の料亭を立て直すため、34歳になって15歳年下の御曹司(おんぞうし)・山口周(あまね)と政略結婚することになって……というストーリー。年の差を超えて仕事のバディーとして絆を育む2人が、惹(ひ)かれ合いながらもすれ違う、もどかしい恋愛模様が展開する。
ドラマは、東映京都撮影所にセットを組むなど原作の舞台である京都を中心に撮影され、戦後京都の「美しく、懐かしい」風景を再現。ドラマの“肝”となる料理は現在最高峰の超高精細カメラと映画用機材で撮影したほか、料理監修にNHKの料理番組「きょうの料理」などで知られる料理研究家・大原千鶴さんが参加するなど、「見ているだけでおなかが減ってしまう」作品に仕上がるという。
脚本は、ドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」(2016年、日本テレビ系)などの川崎いづみさんと、「第2回WOWOW新人シナリオ大賞」で優秀賞を受賞した弓削勇さんが担当する。
原作の磯谷さんは「ドラマ化のお話をいただいたときは、ひたすらウソだよね? という気持ちでした。映像化に憧れはあったものの、遠い世界のように思っていました。その後決定した俳優さんのお名前を聞くたびに、好きな方ばかりでほんとに実現しちゃう……?! とワクワクしたことを覚えています」とコメント。
「『ながたんと青と』の主軸は歳の差恋愛マンガですが、広く人間の物語を描けたらいいなと思いながら作っています。それをドラマでさらにステキに料理していただいているので、一視聴者として見るのがとても楽しみです!」と語った。
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2024年11月22日 18:00時点
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