放課後カルテ
第7話 お前が学校に来ようが来まいがどうでもいい
11月23日(土)放送分
福原遥さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」(総合、月~土曜午前8時ほか)第1週「お母ちゃんとわたし」(10月3~7日)の週間平均視聴率(世帯)が15.9%(ビデオリサーチ調べから算出、関東地区)だったことが10月11日、分かった。
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「舞いあがれ!」は“ものづくりの町”として知られる東大阪と、自然豊かな長崎・五島列島が舞台。さまざまな人との絆を育みながら、「空」に憧れるヒロインが「飛ぶ」夢に向かっていく、挫折と再生の物語だ。同局の土曜ドラマとして2020年1月に放送された「心の傷を癒すということ」などで知られる桑原亮子さんのオリジナルで、共同脚本として、嶋田うれ葉さん、佃良太さんもチームに加わる。
タイトルには「ヒロインがどんな向かい風も全身で受け止めて、さらに高く舞いあがる」という思いが込められている。最後に感嘆符(!)が付くのは朝ドラでは第53作「走らんか!」(1995年度後期)以来。
第1週は、1994年、大阪府東大阪市から物語はスタート。小学3年生の主人公・岩倉舞(浅田芭路ちゃん)は、ネジ工場を営む父・浩太(高橋克典さん)、母・めぐみ(永作博美さん)、そして兄・悠人(海老塚幸穏さん)の4人家族。舞は原因不明の発熱で小学校を休みがちだった。久しぶりの登校で飼育係になり、そこで生涯の親友となる望月久留美(大野さきちゃん)とウサギの世話をすることになるが、そのウサギが脱走。舞の幼なじみ・梅津貴司(齋藤絢永さん)が見つけてくれて事なきを得たが、走り回ったせいでまた発熱してしまう。
そんな舞の症状に、浩太とめぐみは医師から環境を変えることを勧められる。そして、めぐみは、結婚以来帰ることのなかった故郷の長崎・五島に、舞を連れていくことを決意する。
島で舞を待っていたのは祖母の祥子(高畑淳子さん)だった。地元の学校に通うようになった舞は、自分の意思で校外学習に参加。そこでちょっとした騒動が起こり、舞はケガをしてしまうが、そんな舞をめぐみが“心配しすぎる”ことや、舞自身がめぐみの“顔色をうかがってばかりいる”ことを祥子は指摘。祥子の言葉に従い、めぐみは舞を島に残して、東大阪に戻ることになる。
別れの日。舞は、めぐみの姿が見えなくなると「私と一緒にいてたら、お母ちゃんしんどそうやから。お母ちゃん、私にここ残ってほしいと思てる。そやから、帰られへん」と大粒の涙を流しながら話す。
祥子は「ちゃんと自分の気持ち言えたばい。少しずつでよか」と優しく舞の涙をぬぐってやる……と展開した。
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