良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
福原遥さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「舞いあがれ!」(総合、月~土曜午前8時ほか)第96回が2月17日に放送された。同回を含む第20週(2月13~17日)の副題は「伝えたい思い」で、舞(福原さん)と貴司(赤楚衛二さん)の“伝えたい思い”がついに通じ合った。
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酔っ払って「デラシネ」を訪れたリュー北條(川島潤哉さん)は、貴司に「なんで書かないのよ?」と尋ねる。貴司は「書かないんじゃなくて、書けないんです」と悩みを打ち明ける。
自分の気持ちに蓋(ふた)をする貴司に対して北條は、「相手がたった一人でも書けないくせに。いるんじゃん、大切な人が。その人の心に向かって、ど真ん中、ストレート、投げるつもりで書けよ! そういう歌が大勢の心を打つんだよ」と訴えた。
一方、舞のもとには史子(八木莉可子さん)が訪ねてくる。史子は貴司が舞に贈った短歌について「これ本歌取りなんですよ。元の歌は、情熱的な恋の歌です。梅津先生のほんまの気持ち、聞きに行ったらどうですか?」と伝える。
貴司の思いを知った舞は慌てて家を飛び出し、公園にいた貴司を見つける。舞は「会いたかった。会って、好きって言いたかった」と涙ながらに自分の気持ちを伝え、「怖かった」と本当の気持ちをなかなか言えずにいたことを明かす。
貴司は「僕も……怖かった。舞ちゃんと恋人になりたいなんて欲張ったら、今の幸せが消えそうで。けど、ずっと好きやった」と言い、静かに舞に近寄り優しく抱きしめた。
そして「目を凝らす 見えない星を 見るように 一生かけて 君を知りたい」と貴司が詠んだ歌が映し出され、この日の放送が終わった。
SNSでは「舞ちゃん! 貴司くん! 良かった!」「貴司くんの抱擁が不器用で……キュン」「最後の貴司くんの短歌よ……」「感動した! 朝から泣いてもた」「喜びが押さえられん」と祝福のコメントが相次いで寄せられている。
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