明日のらんまん:第20週振り返り 失意のどん底から這い上がった田邊教授 新種発見も、大学から追放

NHK連続テレビ小説「らんまん」第20週の一場面 (C)NHK
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NHK連続テレビ小説「らんまん」第20週の一場面 (C)NHK

 神木隆之介さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合、月~土曜午前8時ほか)。8月19日は第20週「キレンゲショウマ」(8月14~18日)を振り返る。

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 「らんまん」は、高知県出身の植物学者で、「日本の植物学の父」と言われる牧野富太郎の人生をモデルとしたオリジナルストーリー。

 第20週では、万太郎(神木さん)のもとに、続々と植物標本が送られてくるようになった。一つ一つ丁寧に調べ、返事を書いて、日本中に植物仲間を増やす万太郎。それから3年の月日が流れ、長屋の面々はそれぞれ旅立ち、寿恵子(浜辺美波さん)は3人目の子を妊娠する。

 一方、田邊(要潤さん)は、初代文部大臣・森有礼(橋本さとしさん)が暗殺されたことで“後ろ盾”を失い、学長や大学の評議員などすべての役職を辞任する。失意のどん底にあった田邊だったが、妻の聡子(中田青渚さん)に背中を押され、植物の研究に本腰を入れるようになる。

 学生たちと採集旅行に出かけた田邊は、そこで見つけた新種の植物を、大学の総力を挙げて研究。「キレンゲショウマ」と名付け発表する。期せずして同じ植物と出会っていた万太郎は一歩、及ばず。それでも万太郎は田邊を心から祝福するのだった。

 そして、心穏やかに過ごす田邊。しかし、書面で非職を命じられ、帝国大学を去ることに……と展開した。

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