古畑任三郎:“秘書”小堺一機が“議員”森山周一郎の愛人を自殺に見せかけ 5月30日に第1シーズン第10話を放送

「警部補・古畑任三郎 第1シリーズ」の一場面(C)フジテレビ/共同テレビ
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「警部補・古畑任三郎 第1シリーズ」の一場面(C)フジテレビ/共同テレビ

 故・田村正和さん演じる刑事・古畑任三郎が、完全犯罪をもくろむ犯人たちの難解なトリックを、卓越した推理力で解いていくフジテレビの人気ドラマシリーズ「古畑任三郎」。1994年の放送開始から30周年を迎えたことを記念して、フジテレビの平日午後1時50分~3時45分の再放送枠「ハッピーアワー」で各日2話ずつ放送されている(関東ローカル。放送後、TVerとFODで1週間無料配信)。ここでは、5月30日放送の第1シーズン第10話を紹介する。

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 ◇第1シーズン第10話「矛盾だらけの死体」(5月30日午後2時48分~3時45分)

 出演は田村さん、小堺一機さん、故・森山周一郎さん、西村雅彦さん、泉本のり子さんら。脚本は三谷幸喜さん。初回放送は1994年6月15日。

 物語は……議員(森山さん)の秘書(小堺さん)は、議員の愛人のマリ(泉本さん)を殺してしまう。

 マリのマンションで別れ話がこじれ、部屋を飛び出そうとしたマリを止めようと秘書が押し倒したはずみに、マリが気を失ってしまう。秘書は議員の指示でマリをベッドに運び、睡眠薬の錠剤を一粒ずつ根気よく飲ませ自殺に見せかける工作をした。

 議員はそれを平然と見つめていた。その後、秘書は後処理を巡ってカッとなり、置物で議員を殴りつけて昏倒させる。そして、秘書は部屋を抜け出した。

 マンションで古畑(田村さん)が現場検証をしていると、そこへ秘書が戻って来た。秘書は、マリから自殺すると電話があり、慌てて駆けつけたように装う。だが古畑は、現場の状況と秘書の証言に矛盾を感じていた。

 議員が警察病院に収容され、一命をとり止めたと知ってあわてる秘書。だが、議員は当時の記憶を失っていた。同じ病院に入院していた部下の今泉(西村さん)を使って、秘書に揺さぶりをかける古畑。秘書はしぶとかったが……。

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