元科捜研の主婦
最終話「奇跡の再鑑定…涙の真実」
3月13日(金)放送分
阿部寛さん主演のTBS系日曜劇場「キャスター」(日曜午後9時)の第5話が5月11日に放送された。阿部さん演じる進藤が、メインキャスターを務める「ニュースゲート」で訴えた内容について、SNSで話題になった。
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番組で、警視庁赤坂南署の隠ぺい問題を取り上げた進藤は、事件を通して社会の深い闇を垣間見た、と切り出した。「それは権力が真実を封じ、組織が正義をねじ伏せる構造。『正しいこと』が『許されないこと』にすり替えられる現実です。暴力をふるった警察官は守られ、被害者の声はかき消された。不正を告発しようとした者は脅され、正義を貫こうとした者は屈服を強いられた。なぜこんなことがまかり通るのでしょうか?」と問いかけた。
その理由は、組織の論理が個人の信念を支配するから、と語った進藤。
「権力の下では、真実よりも都合が優先される。誰かが不正を指摘すれば『空気が読めない』と疎(うと)まれ、『正義のため』と声を上げれば、『組織を乱すな』と封じられる。皆さんも思い当たることはないでしょうか? 職場で、学校で、日常のどこかで、理不尽をのみ込んだこと。おかしいと感じながらも沈黙を選んだこと。そしてその沈黙がさらなる不正を助長してしまったこと。組織のため、立場のため、守るべきもののために、私たちは知らず知らずのうちに良心にふたをする。そうやって正義は踏みにじられ、やがては忘れ去られていく」
進藤は、カメラの向こう側の視聴者に向かって「だが、問いたい。『仕方がない』という言葉は本当に正しいのか? 『そういうものだ』と見過ごすことは正解なのか? 沈黙が続く限りこの社会の構造は決して変わらない。あなたはこの現実を受け入れるのか? それとも疑問を抱き続けるのか? 考えるのはあなた自身です」と訴えた。
SNSでは「進藤さんのセリフは組織人として刺さる」「進藤さんの組織の話、思い当たる話しかない」「最後の進藤の言葉が刺さった。組織の中で良心が死んでいく……内部告発、隠蔽……ドラマでは暴かれてすっきり!」「進藤の名スピーチ」「最後の進藤キャスターの言葉にはハッとするものがありました」と注目された。
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