あんぱん:「お前は記者に向いちょらん」東海林編集長の“優しい嘘”に視聴者反応 「のぶの本心を見抜いちゃったんだな」「あえて悪者に」

連続テレビ小説「あんぱん」第80回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」第80回の一場面(C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第80回が7月18日に放送され、東海林(津田健次郎さん)の言動が、視聴者の間で話題になった。

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 第80回では、釜次(吉田鋼太郎さん)の葬儀を終え、出社したのぶ(今田さん)は「また今日から頑張ります」とあいさつ。すると東海林は「いや、頑張らんでえい」と言い、戸惑うのぶに「この際、はっきり言う。お前は記者に向いちょらん」と言い放った。

 のぶは「確かにまだ使いもんにならんかもしれませんけんど、ダメなところをは一生懸命直しますき」と返すが、東海林は「お前はいっつも一生懸命や。けんど、一生懸命になればなるばあ、お前の記事は客観性を失う。記者としてそれは……致命的や」と指摘した。

 さらに東海林は「お前の記事は、その半分以上が戦災孤児、浮浪児の記事。子供に同情する記事ばっかり書いちゅうんは、軍国教育に加担した罪滅ぼしのつもりか?」と問いかけ、「ジャーナリストとして、事実を冷静に伝える記事を書けるとは思えん。自分をねじ曲げてそうなる必要もない。よう考え」と厳しい言葉を投げかけた。

 のぶは大きなショックを受けるが、東海林の言葉がきっかけとなり、今後の人生について考える。のぶは上京して代議士の薪鉄子(戸田恵子さん)を手伝うことを決断し、嵩(北村匠海さん)と家族の前で「うち、東京に行きます」「代議士のお手伝いをしようと思います」と宣言した。

 東海林の言動に、SNSでは「のぶを思って、このような言葉で東京へ送り出そうとするとは……涙」「東海林編集長の優しい嘘」「のぶの背中を押してるんやなぁ」「上司としてあえて悪者になる優しい愛情にしびれました」「東海林さんは、薪鉄子を支えたいというのぶの本心を見抜いちゃったんだな」といった声が上がっていた。

最終週の人物相関図が公開! 予告にはいたけど“名前なし”? 新キャラは1人 登美子&千代子も“完走”

連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK
連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の新たな人物相関図が、ドラマの公式サイトなどで公開された。

 9月22日に始まる最終週(第26週)「愛と勇気だけが友達さ」の相関図で、新キャラクターとして、TVプロデューサーの武山恵三(前原滉さん)の登場が予告された。

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「あんぱん」登場人物紹介

「あんぱん」とは

 「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

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