あんぱん:「ムクムクやのうてムカムカじゃ!」羽多子VS登美子のバトル勃発 視聴者から反響続々「よく言った!」「さすがの貫禄」

連続テレビ小説「あんぱん」第111回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」第111回の一場面(C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第111回が9月1日に放送され、羽多子(江口のりこさん)と登美子(松嶋菜々子さん)の“バトル”が描かれ、視聴者の注目を集めた。

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 嵩(北村匠海さん)が脚本を担当した、母親を亡くしたライオンのブルブルと、お母さんがわりの犬のムクムクの親子の絆を描いたラジオドラマ「やさしいライオン」は、たくさんの人の耳に届いていた。しかし、登美子の反応が気になり、浮かない顔の嵩。のぶ(今田さん)から事情を聞いた羽多子は、数日後、登美子を家に連れてくる。

 羽多子が「やさしいライオン」の話を切り出すと、登美子は「育ての親の千代子さん(戸田菜穂さん)は、きっと感激して涙を浮かべたことでしょうねぇ。私は何とも思いませんでしたけど」と返す。のぶは、嵩の登美子への思いを伝えるが、登美子は「悪いけど、あんな物語に感動する人の気が知れないわ」と話した。

 つれない態度の登美子は、帰ってきた嵩にも「あんな甘ったるい話を作っているようじゃ頭の中が透けて見えるようだわ」「だからその年になっても代表作もないのよ」などと厳しい言葉を浴びせる。羽多子は「こんなに優しい息子はどこ探いてもおらんがですよ!」と言い聞かせるが、登美子は「どこが優しいのかしら。私の期待を裏切ってばっかりだわ」と返した。

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 羽多子は「今日という今日は言わせてもらうき」と切り出し、「あんたは自分の都合で嵩さんの気持ちを踏みにじってきたがやろ! えい学校に行って医者になれぇとか、大人になってからも三星百貨店は辞めるなとか。自分のみえと体裁だけやないですか」と言い放った。

 さらに「嵩さんがあんなに美しい話を、あんたのために書いたがやのに、ぶち壊すようなことばっかり言うて! あんたはムクムクやのうてムカムカじゃ!」と言うと、登美子は「よくもそこまでおっしゃったわね!」と怒りをあらわに。そこにのぶが「それまで!」と止めに入ると、羽多子と登美子はしばらくにらみ合った後ふき出し、「こんなにカ~ッとなったがはいつぶりやろ」「私も久しぶりに……」と笑い合った。

 SNSでは「羽多子さん、よく言った!」「いいぞー! いけー! と思ってしまったww」「母親対決おもろすぎ」「さすがの貫禄で見応えあった」「登美子さんも嵩のことが心配で言ってしまうのだと思う」「江口のりこと松嶋菜々子の演技合戦、けっこうなお手前でした」といった声が上がっていた。

最終週の人物相関図が公開! 予告にはいたけど“名前なし”? 新キャラは1人 登美子&千代子も“完走”

連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK
連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(最終週~) (C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の新たな人物相関図が、ドラマの公式サイトなどで公開された。

 9月22日に始まる最終週(第26週)「愛と勇気だけが友達さ」の相関図で、新キャラクターとして、TVプロデューサーの武山恵三(前原滉さん)の登場が予告された。

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「あんぱん」登場人物紹介

「あんぱん」とは

 「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

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