LPGA女子ゴルフ:「今年も勝利を」 野村敏京選手、畑岡奈紗選手、上原彩子選手が意気込み

畑岡奈紗選手(C)Getty Images
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畑岡奈紗選手(C)Getty Images

 野村敏京選手や畑岡奈紗選手、上原彩子選手が出場するLPGA女子ゴルフツアーの開幕戦「ピュア・シルク バハマ LPGAクラシック」が、25日からバハマのパラダイス・アイランドで開催されている。WOWOWでは大会の模様を連日、生中継で放送。“若手注目株”の野村選手、畑岡選手、上原選手に意気込みを聞いた。

ウナギノボリ

 ◇野村敏京選手「今年も勝利を挙げられるように」

 ーーオフはどのように過ごしましたか?

 ハワイで練習や、体全体を使いながら、下半身を中心に鍛えるトレーニングをしていました。体は少し絞れましたが、筋肉はあまり大きくはなりませんでした。腰の状態もだいぶよくなりました。

 ーーバハマはハワイと同じような天気だと思いますが、今大会のコースの印象はいかがですか?

 前回とそれほど変わらないですね。風の影響でプレーが変わるコースだと思います。コンディションは前と違って、今年はグリーンがとても柔らかい印象です。ティーショットよりはセカンドショットの距離感が重要ですね。そこはパットの対策にもなると思います。

 ーー今年1年の目標をお願いします。

 ここまで2年連続で優勝できているので、難しいことですが今年も勝利を挙げられるように、頑張ります。

 ◇畑岡奈紗選手「体を休めながら試合に集中していきたい」

 ーーオフはどのように過ごしましたか?

 他の仕事もあり忙しかったですが、少し練習ができました。今年はオーランドで合宿を行い、アプローチやパットが入念にできたと思います。去年同様に下半身強化も取り組みました。メニューはほとんど変えていませんが、ウエートトレーニングでは回数は変えずに、自分に一番負荷がかかる重さに上げてやりました。

 ーー2年目のシーズンとなりますが、改めてバハマのコースの印象はどうですか?

 やっぱり風が強いですね。あと、去年よりコースが広く感じるので、思い切ったショットができればいいなと思います。グリーンはちょっと重くて、柔らかい印象がありますが、しっかりしたショットでチャンスにつけることが重要だと思います。

 ーー現在の調子はどうですか?

 予選会以来の試合なので、ドキドキしていますし、分からない部分もあります。ただ調子は悪くないので集中してやりたいです。この大会は去年、予選を通過できなかったので、今回はまず通過をすることが目標です。今オフから構えがしっくりこないことがありましたが、自分の癖もつかみつつあるので、そこは試合中からしっかり気をつけていきたいです。まずは、ティーショットの位置でセカンドの狙い方が変わってくるので、そこを大事にしていきたいです。

 ーー2シーズン目を迎えて知らないことは少なくなったと思いますが、気持ちが楽になった部分はありますか?

 去年はコースを覚えるので精いっぱいだったところはありましたが、今年は知っている分、体を休めながら試合に集中できるようにしていきたいです。今年は1勝できるように頑張りたいです。

 ◇上原彩子選手「粘り強くやることがポイント」

 ーーオフはどのように過ごしましたか?

 12月の終わりごろから、コーチと一緒にパームスプリングス(米カリフォルニア州)で合宿をしていました。去年から取り組んでいたことですが、スイングをよりシンプルにすることと、スピードをあげることに重点をおきました。

 ーー去年は24位と好成績でしたが、今大会に向けてコンディションはいかがですか?

 今年はコースも含めて状態は良いと思いますし、天気では風がすごく吹くらしいので、明日から一打、一打に集中してよい判断をしていきたいと思います。

 ーー風が強いときはどのようなところが重要になりますか?

 本当に激しく強いので、一つ一つの判断が重要になります。どうしても『ここからは寄せられない』という場面も出てくるので、粘り強くやることがポイントかなと思います。

*……WOWOWでは「ピュア・シルク バハマ LPGAクラシック」を連日、生中継。26日は深夜1時30分からWOWOWライブで、28日は午前5時30分から、29日は午前5時からそれぞれWOWOWプライムで放送する。

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