ザ・リーダー:京都銀行・土井伸宏頭取 低金利時代の地銀のかじ取り “札勘”は頭取より上手な妻の話も

京都銀行の土井伸宏頭取(右)と高井美紀アナ=MBS提供
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京都銀行の土井伸宏頭取(右)と高井美紀アナ=MBS提供

 経済界を引っ張る経営者にMBSの高井美紀アナウンサーがインタビューし、その人間像を描き出すドキュメンタリー番組「ザ・リーダー」(MBS、関西ローカル)が11日午前5時から放送される。今回は京都銀行の土井伸宏頭取を紹介する。

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 土井伸宏頭取は1956年生まれの61歳。京都生まれ京都育ちの土井頭取は1980年に入行。10年間の支店勤務の後、1998年に頭取秘書に。そこで同行史上初の赤字決済をするなど、当時の柏原康夫頭取が数々の決断を下すのを間近で見て、「トップの決断」を学んだという。

 番組では、4年前に完成した研修施設「京都銀行金融大学校桂川キャンパス」を高井アナが訪れ、土井頭取が新入行員が必ず学ぶお札の数え方を披露する。実家に近い京都・上七軒の割烹店では、おでんを食べながら、低金利時代の厳しい地銀の経営のかじ取りについて語る。また、同期入行で「札勘(お札の勘定)は私よりうまい、大変仕事のできる女性」という妻とのエピソードも明かし、“京都に貢献したい”という土井頭取の夢など、その生き方に迫る。

 「ザ・リーダー」は、誰もが知っている大企業の社長、ちょっとユニークな中小企業のトップたち、次々とヒット商品を生み出す企業の経営者ら経済界を引っ張るリーダーを、高井アナが訪ね、人心掌握術、健康法、趣味、愛読書などさまざまな話を聞き、“関西経済の潜在力”を探る。次回は3月11日午前5時から、関西経済連合会の松本正義会長を紹介する。

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