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まんぷく:朝ドラで異例の大規模ロケ 神戸の繁華街100メートル封鎖… 最終回ホコ天シーン舞台裏  

テレビ
NHK連続テレビ小説「まんぷく」のクライマックスとなった歩行者天国シーン (C)NHK

 女優の安藤サクラさんが主演を務めるNHKの連続テレビ小説(朝ドラ)「まんぷく」の撮影で、朝ドラ史上、他に類を見ない大規模ロケが行われていた。最終回のクライマックスとなる歩行者天国での「まんぷくヌードル」路上販売のシーンで、神戸市の繁華街・元町にある旧居留地に1970年代の歩行者天国を再現。道路を約100メートル封鎖し、250人のエキストラを動員したというロケの舞台裏とは……。

 ◇ロケは今年2月25日、快晴の下で行われた

 ロケが行われたのは2月25日。“ロケ日和”と言いたくなるような快晴の下、番組スタッフは午前5時から道路の歩道側で路上販売のテントなどの準備を開始。試食販売するブースにはまんぷくヌードルのロゴデザインがあしらわれ、さらに「話題のフリースタイルフード まんぷくヌードル 試食販売中!」と書かれたのぼりも登場した。

 ブースの中にはコンロややかんなどが設置され、奥にはまんぷくヌードルが入った段ボールも。この段ボールにもまんぷくヌードルのロゴや商品名がデザインされており、細部にわたる作り込みの跡がうかがえる。さらにブースのすぐ側には、荷台にまんぷくヌードルの在庫を積んだ車両もスタンバイ。まんぷくヌードルのブースの周辺にも、次々とポップコーンやフランクフルト、ドーナツ、カットフルーツを販売する屋台が設営されていった。

 ◇1970年代風の衣装に身を包んだエキストラが続々と

 午前8時半を過ぎると、百貨店のそばに南北に広がる明石町筋の道を約100メートルにわたって封鎖。ここからスタッフは車道の作り込みやカメラのスタンバイを開始。路上にはパラソルやテーブル、イス、さらにまんぷくヌードルのカップをかたどったゴミ箱などがセッティングされて、通りはいっそう華やかなムードに。準備が整いだすと、そこに1970年代風の衣装に身を包んだエキストラが続々と姿を現した。

 この日の撮影には、歩行者天国に訪れる通行人役や路上販売を行う店員役なども含めて約250人のエキストラが参加。中には、神戸市内の大学や専門学校でファッションや美容を学ぶ学生もいて、自分たちで70年代風の服装をコーディネートにして撮影に臨んだという。

 ◇安藤サクラ「すごーい!」と感心 1970年代の歩行者天国が再現

 午前9時ごろになると、まんぷくヌードル販売ブースに開発チームの面々を演じる馬場徹さんや竹村晋太郎さん、ぎぃ子さんに加えて源役の西村元貴さんが。さらに神部役の瀬戸康史さんや営業部部長の岡を演じる中尾明慶さん、タカ役の岸井ゆきのさんや吉乃役の深川麻衣さん、世良を演じる桐谷健太さんらが続々とブースに到着する。

 そこへ萬平を演じる長谷川博己さんがにこやかな表情で姿を現すと、スタッフの士気も上昇。そこに福ちゃん演じる安藤さんも登場。70年代の歩行者天国が再現されたセットに目を向けると、驚いた表情で「すごい! すごーい!」と感心しながら、まんぷくヌードルのブースで待機する他のキャストと合流した。

 ◇グランドフィナーレにふさわしい熱演 エキストラはホコ天で食べ歩き

 キャストがそろったところで、まんぷくヌードルの試食販売を始めるシーンからリハーサルと撮影がスタート。緑のスタッフジャンパーに身を包んだ社員や家族が一丸となって、歩行者天国に集まった人々にまんぷくヌードルを次々と販売していく。半年にわたって放送されてきた「まんぷく」のグランドフィナーレを飾るにふさわしい、歩行者天国という大舞台で、キャストはリハーサルから熱のこもった演技を披露。

 またエキストラが歩行者天国でまんぷくヌードルを試食する姿も撮影され、お湯が注がれたカップが撮影現場に運ばれると、あたりにはまんぷくヌードルの食欲をそそるいい香りが漂う。通行人役の人たちは実際にまんぷくヌードルを食べながら、歩行者天国を行き交うと、助監督からの「歩くペースに緩急をつけましょう!」「さっきよりも楽しそうに!」「麺が見えるようにフォークを上げてください!」などの演出に、芝居で応えていった。

 ◇続々クランクアップ 締めのあいさつは“世良さん” かつてないスケールの映像が

 撮影の合間には、付近を通りかかる方々からの「福ちゃん!」という呼びかけに笑顔で反応する安藤さん。エキストラとして撮影に参加していた方々に話しかけたりと、ラストシーンのロケを楽しんだ様子。 撮影も順調に進んで夕方近くになると、主要キャストの出演シーンはすべて終了。この日の撮影で開発チームを演じた馬場さん、竹村さん、ぎぃ子さん、さらに瀬戸さん、岸井さん、中尾さん、深川さん、桐谷さんがクランクアップを迎えた。

 この日のあいさつの最後を飾ったのは桐谷さんで、撮影現場に響く大きな声で「エキストラの皆さんもありがとう!!」と感謝を伝えると、ロケの参加者からねぎらいの大きな拍手が巻き起こった。笑いあり、涙ありの物語で多くの視聴者に愛されてきた「まんぷく」の最終回クライマックスはたくさんの協力を得て、かつてないスケールの映像を撮ることができた。

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