沢村一樹:「絶対零度」新シリーズ 横山裕&本田翼との共演「部屋にいるよう」 新作アクションは「楽しみ」

1月6日スタートの連続ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」で主演を務める沢村一樹さん
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1月6日スタートの連続ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」で主演を務める沢村一樹さん

 俳優の沢村一樹さん主演で、2018年7月期にフジテレビ系“月9”枠(月曜午後9時)で放送された連続ドラマ「絶対零度~未然犯罪潜入捜査~」の新シリーズが1月6日、スタートする。ドラマは、沢村さん扮(ふん)する元公安エリート刑事の井沢範人、「関ジャニ∞」の横山裕さん演じる山内徹、本田翼さん演じる小田切唯ら「未然犯罪捜査班」(通称・ミハン)の活躍を描く。前作に続き、横山さん、本田さんとの共演に「部屋にいるような感覚」と語る沢村さんに、ドラマの見どころなどについて聞いた。

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 ◇横山裕&本田翼とのチーム感は高まっている

 「絶対零度」シリーズは、シーズン1(2010年)とシーズン2(2011年)で、新米女性刑事、桜木泉の活躍と成長を描いた。シーズン3となった前作は、井沢らミハンのメンバーが「未然犯罪捜査システム」(=ミハンシステム)を駆使して危険人物を割り出し、“未来の犯罪を予測して捜査をし、さまざまな事件を解決した。

 沢村さんは、横山さんと本田さんとの共演に「全然、気を使わせない。部屋にいるような感覚」と明かしつつ「芝居が始まったら一生懸命」と語る。さらに、前作より「仲良くなっている」とチーム感の高まりを実感しているという。

 新シリーズからは、ミハンチームに統括責任者・香坂朱里(あかり)役の水野美紀さん、伝説の天才ハッカー・加賀美聡介(そうすけ)役の柄本明さん、新人研修でミハンに配属されたキャリア警察官・吉岡拓海役の森永悠希さんが加わる。沢村さんは「パワーアップしたと思います。皆さんの期待に応えられるようなものがお届けできると思います」と自信たっぷりに語る。

 ◇話題のハードアクション 前回よりも「良いものを作る」

 劇中で、沢村さん、横山さん、本田さんが披露するアクション演技も見どころの一つとなっている。今作でもハードなアクション演技に挑戦するという沢村さんは「52歳なので、けがなどには気をつけないといけない」と真剣な表情で語りつつ「前回の空気は大事だけど、もっと良いものを作りたい」と意気込む。

 沢村さんは前作で、向けられた拳銃をあざやかな手さばきで奪い取ったり、華麗に危険人物を取り押さえるなどのアクションを披露。アクション指導は、沢村さんが出演した特撮映画「劇場版 仮面ライダーゴースト 100の眼魂(アイコン)とゴースト運命の瞬間」のスタッフが務めていたが、今回も同じスタッフが担当。「気が合うんですよね。好きな映画のアクションシーンを伝えると、それ以上のアクションの振りを用意してくれる。今回もどういう殺陣を持ってきてくれるのか、すごく楽しみにしています」と目を輝かせていた。

 前作の台本では「走る井沢、走る井沢」というト書きが多かったと語る沢村さん。「自宅の近所に70~80メートル走れる道があって、8割ぐらいの力で何往復も走り込んでいました」と振り返る。インタビュー時には「まだ始めてません」と言っていたが「(体の)準備をしなきゃってなったらやると思う」と心の準備は整っていると、笑顔で語っていた。

 新シリーズは、大規模なテロが今まさに起きようとしている数カ月後の未来から始まる。何者かによって、東京都内数カ所に警戒最大レベルの爆発物が仕掛けられ、官邸から非常事態宣言が発動。SATや爆発物処理班が出動し、ミハンの山内(横山さん)と小田切(本田さん)も捜査に参加。爆発物の捜索をする小田切は、ある部屋で、銃殺された女性とその横で拳銃を手にし、涙を浮かべながら立ち尽くす井沢(沢村さん)を発見する……という展開。1月6日から毎週月曜午後9時放送。初回は30分拡大版で放送される。

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