若月佑美:「親バカ青春白書」“美咲”小野花梨と「共演NG」出演 元アイドルと現役売れっ子アイドルに

今秋放送の連続ドラマ「共演NG」に出演する(上段左から)堀部圭亮さん、細田善彦さん、小澤廉さん、(下段左から)若月佑美さん、小野花梨さん、「劇団EXILE」の小野塚勇人さん
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今秋放送の連続ドラマ「共演NG」に出演する(上段左から)堀部圭亮さん、細田善彦さん、小澤廉さん、(下段左から)若月佑美さん、小野花梨さん、「劇団EXILE」の小野塚勇人さん

 アイドルグループ「乃木坂46」の元メンバーで女優の若月佑美さんが、俳優の中井貴一さん主演の連続ドラマ「共演NG」(テレビ東京系、月曜午後10時)に出演することが9月16日、分かった。「親バカ青春白書」(日本テレビ系)で衛藤美咲を演じた女優の小野花梨さんのほか、堀部圭亮さん、細田善彦さん、小澤廉さん、「劇団EXILE」の小野塚勇人さんの出演も発表された。

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 若月さんは元アイドルで女優の篠塚美里、小野さんは現役売れっ子アイドルの内田梢を演じる。篠塚と内田は、同じアイドルグループに所属していた先輩後輩だが、先輩の篠塚がプロ意識の低い内田を叱責したのがきっかけで犬猿の仲になったという設定。

 堀部さんは、大御所俳優の出島徹太郎(里見浩太朗さん)の元付き人でありながら出島と共演NGになっている個性派俳優の小松慎吾、細田さんは“戦隊モノ“出身のイケメン俳優・佐久間純、小澤さんは、佐久間と共演NGになっている人気絶頂の2.5次元俳優・加地佑介、小野塚さんは主人公で実力派大物俳優の遠山英二(中井さん)の付き人・前島豊を、それぞれ演じる。

 ドラマは、昨年放送された連続ドラマ「あなたの番です」(日本テレビ系)シリーズなどを手がけた秋元康さんが企画・原作。脚本と監督は「モテキ」シリーズなどの大根仁さんが担当。25年前に破局した“共演NG”の英二と人気女優・大園瞳(鈴木京香さん)が再び、共演することになる……というラブコメディー。今秋放送。

 若月さんは、自身が演じる篠塚について「なかなか難しい役です。一番人間らしい役というか、普段周りに強い人間が実は自分のことに対してはすごく弱かったり。今回はドラマ内の役もあるので、心をフル回転させています。篠塚としてちゃんとそこに立てるように必死に食らいついていきたいと身を引き締めて頑張っております」と意気込む。さらに、ドラマについては「タイトルがどストレート!! 内容も新しい、リアルとフィクションの間のような不思議ですごく面白い作品だとわくわくいたしました」と語り、「基本めちゃくちゃ笑えて、でも時に心に突き刺さるせりふがあったり泣けるシーンがあったりと、衝撃的なタイトルですが、中身はそれ以上に魅力あふれる作品になっていると思います。ぜひ、ご覧ください」と語っている。

 小野さんは、自身が演じる梢について「生意気でムカつくけどちょっぴり素直でどこか憎めない、そんな子になればと思っています」と語っている。ドラマについては「実際にこんなことあるの?と怖くなったり、あるある!こういうことよくある!と笑ってしまったり。ドラマの現場のリアルとフィクションが巧妙に織り交ぜられ、台本を読みながらハラハラドキドキクスクスしています。一緒に楽しんでいただけたら幸いです。よろしくお願いいたします」と、コメントを寄せている。

 堀部さんは「『共演NG』と聞いて『まぁそうは言いながら大人なんだし、腹の中は別としても、そこはうまいことやるんでしょ?」と思っていたのですが、実際にえげつない光景を目の当たりにし、人間は自己の私怨・憎悪を、こうも露骨に、衆目も気にせずあらわにするものなのか!?と思い知らされた経験があります」と過去の経験を明かしつつ「その事を役作りのベースに置いても、中井さんに演技論を語り、里見さんに暴言を吐く今回の役は、役とはいえ心底からシビれる部分が多々ありました。画面には映っていない、僕の“脇汗”まで感じていただけたら幸いです」と見どころを語っている。

 佐久間を演じる細田さんは「私が演じさせていただく佐久間という男も『共演NG』の大きな渦に巻き込まれます。大根監督の作りあげる愉快でシビアな世界観の中で、俳優を演じることの難しさをかみ締めながら“真っすぐ”な男を演じられたらと思います」と意気込んでいる。

 小澤さんはドラマの台本について「ふふふ、と声を出して笑っていました! 今思うと台本を読んでいる時、自然と声を出して笑ったのは初めてに近い経験で、台本を読み終えた後、撮影がとにかく楽しみでした!」と振り返り、演じる加藤について「漢字読めなかったり、先輩に強気で絡んでいったり……となかなか破天荒な役なのですが、僕自身2.5次元俳優としての経験も生かしつつ、親しみのある加地佑介になるよう演じたいと思います!」とコメント。

 前島役の小野塚さんは、中井さんとの共演に「すぐそばで中井さんのお芝居をずっと見られる何ともぜいたくな配役だなと、とても撮影が楽しみでした」と振り返り、「付き人の役ですが、どこか抜けていて空気が読めず、でも愛嬌があるようなキャラクターになれるように、自分自身しっかりとこの役に向き合っていきたいなと思っております」と意気込みを語っている。

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