麒麟がくる:朝倉義景の上洛を「論外」と断言 光秀は本当に酒に酔っていた? 言動の真意は…

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NHK大河ドラマ「麒麟がくる」第26回のワンシーン 長谷川博己さん演じる光秀(中央) (C)NHK

 俳優の長谷川博己さんが主演を務めるNHK大河ドラマ「麒麟(きりん)がくる」(総合、日曜午後8時ほか)第26回「三淵の奸計(かんけい)」が10月4日に放送された。この日は上洛(じょうらく)をめぐって朝倉家の“いざこざ”が描かれ、宴(うたげ)の席で義景(ユースケ・サンタマリアさん)から意見を求められた光秀(長谷川さん)が、一乗谷の市(場)に物があふれかえっていることなどを理由に「上洛をして戦をするなど論外かと」とはっきりと口にする場面があった。視聴者の関心を誘った同シーンだが、光秀は本当に酒に酔っていたのか……。

 同回の演出を手掛けた深川貴志さんは、「光秀は本来、三淵(谷原章介さん)や将軍の奉公衆たちが考えているように、朝倉と織田が手を組んで義昭(滝藤賢一さん)を上洛させるのがよいと思っていたはずです。しかし、朝倉家家老の山崎(榎木孝明さん)がわざわざ訪ねてきて、直接的には言わないまでも、『身内の多くが上洛には反対しているので、殿に思いとどまるように言ってほしい』ということを暗に伝えます。そのような管理下、光秀は宴の席でどのように振る舞えばいいのか? (光秀役の)長谷川さんにはとても難易度の高いお芝居を要求することになりました」と振り返る。

 また「リハーサルの前、長谷川さんから『結構、酔って話そうと思います』という提案がありました。その芝居をリハーサルで見せてもらうと、すごく良かった」と明かした上で、「普通なら、(私なら)ウソをついたりしてうまく乗り切ろうと考えそうな場面ですが、光秀は一つのウソもつかなかった。自分の調べた情報に対しても、義景・景鏡(手塚とおるさん)・山崎・三淵の誰に対しても、全くウソを言っていないのです。その正直な意見は、一見、山崎や景鏡の側に立っているように見えて、しかしその一方で義景を力強く奮い立たせているように感じました」とも告白。

 光秀は本当に酒に酔っていたのか否かについては、「さて、本当に酔っ払っていたのでしょうか。本当に酔っ払っているようにも見えるし、酔っ払っているフリをしているようにも見える」と明言を避けながらも、「光秀は義景、景鏡の会話をしっかりと聞き、顔を見つめて考えていました。私は酔っ払っているフリをしたと思っています。一つのウソもついていない男が、義景に上洛を促すためにとった作戦だったのではないでしょうか」と結論づけていた。

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