北村匠海:「時代と戦った結果」 主演映画「東京リベンジャーズ」数度の危機を乗り越え 続編への思いも

映画「東京リベンジャーズ」舞台あいさつに登場した北村匠海さん
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映画「東京リベンジャーズ」舞台あいさつに登場した北村匠海さん

 俳優の北村匠海さんが7月29日、東京都内で行われた主演映画「東京リベンジャーズ」(英勉=はなぶさ・つとむ=監督)の大ヒット御礼舞台あいさつに、杉野遥亮さん、磯村勇斗さんと共に登場。ロックバンド「SUPER BEAVER」による主題歌「名前を呼ぶよ」にメーキングと本編映像を合わせた特別バージョンのミュージックビデオ(MV)を見た北村さんは、「いろいろなことを思い出してちょっと危なかった」と少しジーンときた様子。続けて、「地道に映画っていうものは出来上がっていきますが、通常の映画を作る過程よりも(本作は)すごく長かったし、いろいろストップもあった。その中で時代とも戦って、みんなで戦って、その結果が出てうれしい」と数度の危機を乗り越えての大ヒットに感慨深げだった。

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 MVの最後には北村さんが「2、3ぐらいまでいかないとタケミチを演じきれない。マジでお願いします」と続編製作を希望する姿が収められているが、この日も「(MVの)最後でも言いましたが、冗談じゃなく、やっぱりまたこのチームで映画を作りたいし、リベンジャーズの続きが本当にあってほしい」と改めて熱望。「匂わせでも何でもなくて願望。またこういう思いに僕らもなれて、それを届けられる場を作れたらいいなと心の底から思いました」と力強く語っていた。

 映画は、「新宿スワン」などで知られる和久井健さんの人気マンガ「東京卍リベンジャーズ」が原作。壁の薄いボロアパートに住むフリーターのタケミチ(北村さん)はある日、元恋人のヒナタ(今田美桜さん)と、その弟・ナオト(杉野さん)が、関東最凶の組織・東京卍曾(まんじかい)に殺害されたことをニュースで知る。事件を知った翌日、駅のホームで何者かに背中を押され線路に転落したタケミチは、不良学生だった10年前にタイムスリップ。ヒナタを救うため、逃げ続けた人生を変えるため、タケミチは東京卍曾に挑む……というストーリー。

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