池田エライザ:「名建築ならではの丸み?が映っている」 再び田口トモロヲとW主演「名建築で昼食を 大阪編」8月スタート

連続ドラマ「名建築で昼食を 大阪編」のビジュアル(C)テレビ大阪
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連続ドラマ「名建築で昼食を 大阪編」のビジュアル(C)テレビ大阪

 女優の池田エライザさんと俳優の田口トモロヲさんがダブル主演し、2020年に放送された深夜ドラマ「名建築で昼食を」(テレビ大阪・テレビ東京)の続編「名建築で昼食を 大阪編」が、8月17日深夜にスタートすることが6月22日、明らかになった。

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 「名建築で昼食を」は、甲斐みのりさんの「歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ」(エクスナレッジ)を原案に、「建築×グルメ」をテーマにした新ジャンルのドラマとして、2020年8~10月に全10回で放送・配信された。連続ドラマは、東京都内の名建築を毎話1カ所ずつ紹介し、2021年1月に放送されたスペシャルドラマでは横浜市内を回った。アドリブを交えながら名建築を巡るドキュメンタリーパートを組み合わせたハイブリッドな作りで、2021年の日本民間放送連盟賞テレビ・ドラマ番組部門優秀賞を受賞した。

 カフェ開業を夢見る会社員の春野藤(池田さん)が、建築模型士の植草千明(田口さん)とSNSで出会い、千明の指南で名建築巡りをすることになる。千明から発せられる、一風変わった視点の言葉に、藤は心動かされ、成長していく……という展開。

 「大阪編」は、ドラマのその後を描く1話30分、全6話の構成となる。テレビ大阪の開局40周年記念SPドラマとして制作され、藤と千明が関西の名建築巡りをする。

 池田さんは「すごく和やかな空気感の中で、撮影できました。ドラマ特有の空気感や、名建築ならではの丸み?みたいなものは映像にしっかり映っていると思います」と撮影を振り返った。また、「視聴者の方にもSNSなどで、ぜひ自分の身近にある名建築や自分が行ってみたい建築を教えていただけるとうれしいです」と呼びかけ、「ちょっと明日に希望が湧くような、大阪の人であれば気軽に行ってみようとか、放送以降もワクワクしていただけるようなドラマだと思います。配信など見方もさまざまですけど、自分のための時間としてぜひ見ていただきたいです」とコメントしている。

 田口さんは続編について、「シリーズを通してほとんど同じスタッフで、前回の反省を生かしながらそれぞれの経験値も上がり、より踏み込んで進化して仕上がっているはずです」といい、「登場人物の千明や藤がちょっと現代に生きづらさを感じていて、その人たちが歴史ある名建築を見て癒やされ、人生をちょこっとだけ豊かにして、前に進んで成長する物語でもあるので、肩の力を抜いて、名湯に浸かるようにゆるゆると見ていただけたらうれしいです」と話している。

 プロデューサーの岡本宏毅さんは、主な舞台となる大阪について、「リサーチをしてみると大阪商人たちが財を投じ、昭和初期に作られた美しい名建築がいまだ現役で大切に使われていることが分かりました。今まであまり見たことのない“ちょっぴりおしゃれで新しい大阪”を皆様にお届けできるのではないかと思っております」とコメント。

 テレビ大阪では水曜深夜0時、テレビ東京では水曜深夜2時35分から放送。地上波放送後、「TVer」「ひかりTV」で配信される。

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