競争の番人:第5話 公取VS検察 検察とつながる裏切り者は誰?

連続ドラマ「競争の番人」第5話の一場面 (C)フジテレビ
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連続ドラマ「競争の番人」第5話の一場面 (C)フジテレビ

 俳優の坂口健太郎さんと女優の杏さんダブル主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「競争の番人」(月曜午後9時)第5話が8月8日に放送される。予告映像には「公取VS検察」「検察につながる裏切り者は誰?」などの文字が並ぶ。

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 「アレス電機」の下請けいじめを調査する小勝負勉(坂口さん)、白熊楓(杏さん)ら公正取引委員会第六審査(通称ダイロク)は、下請け会社をまとめていた丸川俊春(吉沢悠さん)の協力を得ることに成功する。

 各社の証言も得て、いよいよアレス電機への検査を始めようとした時、ダイロクに六角洸介(加藤清史郎さん)の父親で検事の敦夫(羽場裕一さん)と駒場直樹(小松和重さん)が現れて待ったをかける。

 敦夫と駒場は、下請けいじめの重要人物の柴野竜平(岡田義徳さん)に横領の疑いがあり、検察の捜査を優先させてほしいと伝える。風見慎一(大倉孝二さん)は言うことを聞くしかないと半ば諦め気味だが、本庄聡子(寺島しのぶさん)は、検察捜査の邪魔はしないと断わる。

 数日後、ダイロクはアレス電機へ立ち入り検査に出向く。しかし、風見が社員らに検査の趣旨を説明しようとしたところに検察が踏み込んで来て、資料などを差し押さえる。

 検察は、下請けいじめの調査に必要な資料は渡すと約束したが、送られてきた留置資料はわずか。資料調査はすぐに終わるが、小勝負は留置品にあった雑誌に興味を引かれる。桃園千代子(小池栄子さん)は極秘の立ち入り検査の情報がなぜ検察に漏れたのか考える。

 原作は新川帆立さんの同名小説(講談社)。20歳で司法試験に合格して東大法学部を首席で卒業した小勝負、直情径行型の元刑事で新人職員の白熊らダイロク職員が、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出す姿を描く。

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