窪塚愛流：スランプに陥る天才棋士役　ドラマ「差出人は、誰ですか？」で“いじめられっ子”に

　俳優の窪塚洋介さんの息子の愛流（あいる）さんが、10月にスタートするTBSの“よるおびドラマ”「差出人は、誰ですか？」に出演することが9月3日、発表された。愛流さんは、“いじめられっ子”の馬場浩人を演じる。併せて、スーパー戦隊シリーズ「機界戦隊ゼンカイジャー」（2021～22年）で主人公のゼンカイザー／五色田介人を演じた駒木根葵汰さん、女優の那須ほほみさんの出演も分かった。

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　ドラマは「SNS社会に生きる若者たち」がテーマで、「本音で人と向き合うこと」「匿名を使わずに相手に気持ちを伝えること」の大切さを“手紙”というアナログツールを使って描いていく。「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日＿』season2」でグランプリに輝いた幸澤沙良さんが、ドラマの舞台となる都立荒川西高校に通う主人公・桑鶴美月を演じる。企画・原案は秋元康さんが担当する。

　愛流さんが演じる浩人は、将棋の天才とうたわれ中学3年生で史上6人目の中学生棋士としてデビュー。しかし、プロになった途端スランプに陥り、幼なじみでクラスメートの成田育（櫻井海音さん）からあるときを境にいじめられるようになる。

　駒木根さんが演じるのは、美月の幼なじみの御手洗健。美月とはなんでも言い合える仲だが、人には言えない重要な秘密を抱えており、物語が進展していくにつれて明らかになっていく。TBSのドラマ初出演となる那須さんは、クラス一の美少女・野木静香を演じる。

　愛流さんは「今回演じさせていただく役は、これまで演じてきた役柄のなかで出会ったことのない性格の人物です。僕自身との共通点はあまりないですが、僕が経験したことも重ねながら馬場君を演じていくことで、共感することが生まれてくると思います。その感覚を大切にして今作に挑もうと思っています」とコメント。

　駒木根さんは「待ちに待った学園ドラマです。もしかしたら最初で最後になるかもしれません。自分も高校時代に感じていたことを思い出しながら、御手洗健という人間を丁寧に演じていきたいと思います」と意気込んだ。

　那須さんは「秋元康先生の作品に出演させていただくことになり、とても緊張しておりますが、多くの皆様に見てもらえるような静香ちゃんになれるように精いっぱい頑張ります！」とアピールした。

　“よるおびドラマ”は、1話15分で毎週月～木曜の深夜0時40分から放送される。