unknown:なぜお前が? 犯人自白も衝撃ラストに視聴者混乱「真犯人まだいる?」(ネタバレあり)

連続ドラマ「unknown」第8話の一場面=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「unknown」第8話の一場面=テレビ朝日提供

 連続ドラマ「unknown(アンノウン)」(テレビ朝日系、火曜午後9時)第8話が6月6日に放送され、連続殺人事件の犯人が犯行を自白し、その正体が明らかになった。しかし一転、ラストでまた別の人物が「私が全部、やりました」と自白する衝撃展開で、視聴者から「え!?どゆこと!?」「真犯人まだいる?」「まだどんでん返しあるのか?」などと混乱する声が相次いだ。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 ドラマは、正体を隠しながら週刊誌記者として働く吸血鬼の闇原こころ(高畑充希さん)と、交番勤務の警察官、朝田虎松(田中圭さん)の恋愛模様を、2人の住む街で発生する「血を抜かれた遺体が見つかる連続殺人事件」と並行してサスペンスタッチで描く。

 前回は、虎松の父親代わりでもあった先輩警察官の世々塚幸雄(小手伸也さん)が、連続殺人事件7人目の犠牲者となり終了した。

 第8話では、世々塚の残した「犯人は、吸血鬼を狙ってる」という最期の言葉の意味を探るため、こころは相棒のカメラマン・加賀美圭介(町田啓太さん)と共に、虎松は警察官として奔走した。

 世々塚が生前残した手紙や、こころの母、伊織(麻生久美子さん)の推理から、世々塚含めこれまでの犠牲者が実は吸血鬼だったことを知った2人。そんな中、こころは加賀美と共に、加賀美が育った児童養護施設へと向かう。

 そこで加賀美が幼少期、「悪い吸血鬼が町に降りてきて子供をさらって食べる」という絵本を読んでいたことを知る。すると、こころは所持していた血液タブレットがいつの間にかなくなっていることに気付く。血液タブレットは加賀美が盗んでいた。

 自分の正体にいつ気付いたのかこころが尋ねると、加賀美は以前から疑っていたが、キスして血の味がしたことで確信したと告げる。そして「吸血鬼なら、殺さないといけないよね。だって人間にとって害だから」と冷酷に言い放つ加賀美。愕然(がくぜん)とするこころが「連続続殺人犯は加賀美なの?」と確かめると、加賀美は「そうだよ……俺が全員殺した」と笑った。

 事件について語り始める加賀美。虎松の父、一条彪牙(ひゅうが、井浦新さん)が犠牲になった結婚式の夜、本当はこころを狙っていたといい、一条は吸血鬼ではなかったが、こころをかばったため、やむなく殺害したと明かした。

 加賀美は「今度は失敗しないから」とアイスピックを手にこころに迫るが、危機一髪のところで虎松が駆けつけ救う。それでも諦めない加賀美は再びこころを襲おうとするが、突然血を噴き出して倒れた。その頃、闇原家に“梅ばあ”こと今福梅(木野花さん)が訪れる。梅ばあは伊織を殴った後、駆けつけた海造(吉田鋼太郎さん)に「私が全部、やりました」と言って警察に連行されるところで同回は終了した。

 SNSではこのラストの展開に「梅ばあどういうこと??」「梅ばあが加賀美をかばったのか。逆のパターンか共犯なのか。他に真犯人がいるのか??」「加賀美と梅ばあの間に何があったんだよ」など動揺したようなコメントが次々と上がった。

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