寺田心：「らんまん」で朝ドラ初出演　“憧れ”神木隆之介と共演「胸がいっぱいに」

　俳優の寺田心さんが、神木隆之介さんが主演するNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「らんまん」（総合、月～土曜午前8時ほか）に出演することが6月20日、分かった。寺田さんが朝ドラに出演するのは初めてで、植物採集に訪れた万太郎（神木さん）と出会う山元虎鉄を演じる。

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　寺田さんは「おばあちゃん子だった僕が幼少の頃から祖母と見ていた朝ドラ。いつしか出演することが僕の夢の一つになっていました。出演が決まった時はとてもうれしかったです」と語る。

　続けて「憧れの神木さんとまたお芝居ができること、初めての土佐弁、胸がいっぱいになりました。撮影当日が偶然にも僕の15歳の誕生日と重なり思い出に残る日となりました。虎鉄は遍路宿の息子です。お遍路さんを通して、人とふれあい、豊かな自然により虎鉄もまた天真らんまんな子ではないのかなと思いました」とコメントした。

　中田青渚さん、落合モトキさん、橋本さとしさん、皆川猿時さんが出演することも発表された。

　中田さんは朝ドラ初出演。東京大学植物学教室教授・田邊彰久（要潤さん）の妻の田邊聡子を演じる。落合さんは、若き植物学者で伝説の本草学者・伊藤圭介の孫の伊藤孝光、橋本さんは日本の初代文部大臣・森有礼、皆川さんは岩崎弥太郎の弟で実業家の岩崎弥之助を演じる。

　「らんまん」は、明治から昭和にかけての激動の時代、愛する草花と向き合い続けた日本の植物学の父、牧野富太郎の波瀾（はらん）万丈の人生を描く。2021年放送のNHK連続ドラマ「群青領域」（総合）などを手がけた長田育恵さんが脚本を担当する。主人公の槙野万太郎を神木さん、妻の寿恵子を浜辺美波さんが演じる。