らんまん:福治「身の丈に合わねえ望みは不幸になる」 寿恵子への言葉に視聴者共感「心にしみます」

NHK連続テレビ小説「らんまん」で池田鉄洋さん演じる及川福治(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「らんまん」で池田鉄洋さん演じる及川福治(C)NHK

 神木隆之介さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第72回が、7月11日に放送され、十徳長屋の住人・福治(池田鉄洋さん)が寿恵子(浜辺美波さん)に伝えた言葉が、視聴者の共感を集めた。

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 洗濯をしながらため息をつく寿恵子。福治が心配して声をかけると、寿恵子は「万太郎さん、日本中の草花が載った図鑑を作るって言ってるんです。私、それを承知で一緒になりました。いざ暮らしてみると、体壊したらどうしようとか。ちゃんと寝なきゃとかそんなことばっかりで」と悩みを打ち明ける。

 福治は、家事を一生懸命やっている寿恵子を励ますが、寿恵子は「それじゃあ足りない。だって私、あんな大きな人の妻になったんですから」と話す。

 福治は、長屋に住む前は妻がいたことを明かし、「俺のこともな『いつまでも棒手振(ぼてふり)じゃダメだ。自分の店を持て』っつってさ。内職して、働きにも出て……。俺はこれでも棒手振が好きでこのままでもいいっつってたんだけどさ、どうやら……がっかりさせちまってな。男作って逃げちまった」と語った。

 さらに福治は「身の丈に合わねえ望みは不幸になる。俺はそう思うよ。万ちゃんは『やりてえ、やりてえ』バカでそれしか言わねえ生き物だから。お寿恵ちゃんが丸ごと全部真に受けたらいけねえよ。むちゃしねえで、身の丈を見てやれよ」と伝えた。

 SNSでは「福治さんの熱いセリフ、グッときました」「福治さんのアドバイス、心にしみます」「名言で響いたよ」「長屋メンバーの過去もちゃんと語られていくのほんといい」といった反響が集まっている。

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