良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
神木隆之介さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第105回が、8月25日に放送された。同回では、岩崎弥之助(皆川猿時さん)が考案した“菊くらべ”が行われ、寿恵子(浜辺美波さん)による“ノジギク”のプレゼンが視聴者の話題を呼んだ。
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菊くらべで、みえ(宮澤エマさん)や菊千代(華優希さん)らが華やかな菊の花を持ち寄る中、万太郎(神木さん)が採集してきた、白くて小さいノジギクを差し出す寿恵子。「この菊は……?」と弥之助が不思議がると、寿恵子は「こちらは菊の原種にございます」と説明を始める。
みえたちが持ってきた菊の花は、「もともとは日本のものではございません」という寿恵子は、「今からはるか昔のことにございます。菊はもとは、唐の国で薬を作るために使われていたそうにございます。それが日本に渡ってきて、日本の人々が苦心し、手をかけて、このような大変見事な菊を作り上げたそうにございます」と説明する。
続けて「この国にも原種の菊は、自生しておりました。和名をノジギクと申します。ノジギクは1000年以上前から、人の手が全く入っておりません。どちらの菊にも、優劣はございません。ですが、ノジギクとこちらの菊たち共にそろえば、大陸と海……それから、幾星霜にわたる日本の人々の創意と工夫に、思いをはせることができましょう」と伝えた。
さらに「何よりも、この国のお人らあには、花を愛する心があるがじゃゆうて……胸が熱うなるじゃろう? みんなあに花を愛(め)でる思いがあったら、人の世に争いは起こらんき」という万太郎の言葉も登場し、寿恵子は約2分間にわたり熱弁をふるった。
SNSでは「さすがお寿恵ちゃんのプレゼン」「お寿恵さん。圧倒的でカッコいい」「ノジギクの話に胸が熱くなった」「威圧感より説得力。さすが寿恵子社長」といったコメントが寄せられている。
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