最高の教師:「何でもするということです」“我修院”荒川良々の魂の会見が話題に 「いい良々でよかった」の声も(ネタバレあり)

「最高の教師」第7話の場面カット
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「最高の教師」第7話の場面カット

 俳優の松岡茉優さん主演の連続ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」(日本テレビ系、土曜午後10時)第7話が9月2日放送。鵜久森(芦田愛菜さん)の死を巡る展開が話題を呼んだ。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 鵜久森(芦田愛菜さん)が非業の死を遂げて以来、休校が続く鳳来高校。校内の立ち入り禁止区域で起こった悲劇は世間の注目を集め、教員たちはマスコミの対応に追われる。教頭の我修院(荒川良々さん)は、鵜久森の死は不慮の事故か自殺という警察の見解を教員たちに伝える。

 かけがえのない教え子を亡くして失意のどん底にいた九条(松岡さん)は、運命を変えられなかった自分を責めながら鵜久森の葬儀に出かける。そこで出会った鵜久森の母(吉田羊さん)から「笑って学校に行けるようにしてくれてありがとう」と感謝され、ふさぎ込んでいた九条の心は大きく動かされる。夫・蓮(松下洸平さん)の支えもあって「この出来事には必ず理由がある。誰かが犯したその罪を絶対に許さない」と決意を新たにする。

 九条はホームルームを開き、教員たちに学級裁判の動画を見せ、このホームルームも教員全員が見ていることを伝える。そして、生徒たちに鵜久森の死が事故や自殺ではないという自分の考えを伝え、鵜久森の死の理由に向き合ってほしいと訴える。その上で、クラスとしてどうしていくのか考えるか決めるよう生徒たちに伝える。

 心から向き合おうと思う者、学校推薦に影響があると考え事が複雑化することを嫌がる者など、さまざまな思いを抱える生徒たちが話し合う一方、教員たちもまた思い悩む。校長から警察の見解通りに発表するよう言われた我修院もまた、九条に腹立たしさを感じたと打ち明けるが、九条の言葉に胸を打たれ、学校として向き合うよう決意するのだった。

 そして、我修院は九条ら教員たちと3年D組に赴き「責任を背負うのは我々大人です。今回の件について学校として向き合わせてください」と生徒たちに頭を下げる。さらに記者会見には九条の同席も拒み一人で登壇する。

 記者会見で我修院は警察の見解を明かしつつ、鵜久森が誰よりも強く生きようとしていたことを語り、結論を出すには尚早だと話す。そして「我々は全力でその理由と向き合いたいと思います。関係のない人が臆測で言葉を投げかけるのはやめてください」と呼びかけ、「それでも何か言葉を投げたいとき、我慢できないときがあれば私に言ってください。責任があるのは生徒でも教員でもない。私一人です」と訴える。そして最後に「この学校が本件の生徒について本気で向き合う時間を作るためなら、私は何でもするということです」と宣言するのだった。

 SNSでは「教頭かっこよかったぞ!」「最高の教師て良々のことやったのね…」と感動する声が上がったほか、荒川さんが「100万回言えばよかった」(TBS系)では悪役を演じていたことから「とりあえずいい良々でよかった!」と安堵する声もあった。

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