らんまん:明治の渋谷、行く当てのない人間が集う? 「どんだけ荒れてんだ」と驚きの声

NHK連続テレビ小説「らんまん」第114回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「らんまん」第114回の一場面(C)NHK

 神木隆之介さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第114回が9月7日に放送され、荒れ果てた渋谷の姿が映し出された。

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 寿恵子(浜辺美波さん)が渋谷に降り立ったのは、明治30(1897)年9月。ナレーションで「渋谷は東京市外に位置する農村地帯でした。唯一町並みがあったのが、宮益坂と道玄坂で、大山街道の一部として古くから山岳信仰の旅人が行き交っていました」と説明が入った。

 みえ(宮澤エマさん)から紹介があった空き家に向かった寿恵子は、飲んだくれの居酒屋の店主・荒谷(芹澤興人さん)と出会う。

 寿恵子が「この町、好きですか?」と聞くと、荒谷は「好きも嫌いもねえだろ。なあ? 渋谷だぞ? ここまで落ちてきて、ほかに行くとこもねえしよ」と嘆いた。

 さらに寿恵子は「このあたりってドブさらいとかお掃除ってどうされてます?」と尋ねると、荒谷は「やったことねえよ。てめえが生きてくので精いっぱいよ」と返答した。

 SNSでは「今の渋谷がうそのようにさびれている」「渋谷、どんだけ荒れてんだ」「明治の渋谷は『他に行くところもないヤツが流れ着くところ』だったのか!」「渋谷の街、昔はこんなかんじだったのね」といったコメントが集まった。

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