どうする家康:田山涼成が25年ぶりの大河ドラマで金地院崇伝役 「幕府政治の裏側で暗躍するフィクサー」

大河ドラマ「どうする家康」で金地院崇伝を演じる田山涼成さん=NHK提供
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大河ドラマ「どうする家康」で金地院崇伝を演じる田山涼成さん=NHK提供

 松本潤さん主演のNHK大河ドラマどうする家康」(総合、日曜午後8時ほか)で、俳優の田山涼成さんが金地院崇伝を演じることが9月15日、明らかになった。田山さんは1998年の「徳川慶喜」以来、25年ぶりの大河ドラマ出演。

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 金地院崇伝は、臨済宗の高僧。西笑承兌(でんでんさん)の推薦により、徳川幕府の政治顧問となり、外交や寺社行政を担当、武家諸法度などの起草を手掛ける。方広寺鐘銘事件や家康(松本さん)を神格化する上でも大きな発言力を持つ。

 キャッチコピーは「幕府政治の裏側で暗躍するフィクサー」。

 田山さんは、25年ぶりの大河ドラマ出演について「私、三英傑が出た愛知の出身ですので、子供のころから信長、秀吉、家康に親しんできました。ですから『どうする家康』の制作が発表されたとき、『これはもしかしたらオファーが来るかも!?』と期待していたのですが、特にお話もなく(笑い)、それが、最終盤にお話をいただけて、非常にうれしく思います」と思いを明かす。

 続けて「もちろん、崇伝は愛知の生まれではないのですが、役柄がどうこうというのとは別に、自分の中で培われた土地柄のようなものが、この大河と引き合わせてくれたのかなと感じています」と語った。

 「どうする家康」は、一人の弱き少年が、乱世を終わらせた奇跡と希望の物語で、新たな視点で、誰もが知る歴史上の人物・徳川家康の生涯を描く。

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