らんまん:万太郎、永守の提案に「待ちます」と男気回答 「万さんのいいところ」と視聴者感激

NHK連続テレビ小説「らんまん」第120回の一場面(C)NHK
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NHK連続テレビ小説「らんまん」第120回の一場面(C)NHK

 神木隆之介さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「らんまん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第120回が9月15日に放送され、資産家の永守徹(中川大志さん)が、万太郎(神木さん)への投資を申し出るシーンが描かれた。

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 永守が「植物標本10万点の保管、そして図鑑発刊のための出版費用。この永守家がご支援申し上げたいと思っています」と伝えると、万太郎と寿恵子(浜辺美波さん)は思わぬ申し入れに戸惑う。

 永守は、伯父に養子として引き取られたことを明かし「現在は当主として莫大(ばくだい)な資産を受け継ぎました。伯父はこの国が世界に引けを取らない文明国となることを願い、尽力してまいりました。私には、伯父の意志を継ぐ責任があります。図鑑に必要なら出版社を、標本に必要なら博物館を建てましょう」と提案した。

 続けて「私も憂いのないうちに、伯父の意志を形にしておきたいんです」と切り出すと、「私は陸軍に行くことになっております。しかるべき金額を陸軍に納めたら、一年志願兵として、兵役が短く済み将校になる道もございます。ですがそのようなことに金を使うよりも、伯父が喜ぶことを……」と兵役をまっとうする覚悟を語った。

 そして「先生へのご支援は、私にとっても生きた証となります。槙野先生、お受けいただけませんでしょうか?」と頭を下げた。

 万太郎は「まっこと、ありがたいお話ですけんど……生きた証らあ、どうかおっしゃらんとってください。兵隊に行かれるのであれば、私は、待ちます。あなた様がお戻りになられるまで、図鑑の準備を懸命に進めちょきます。植物標本も、散逸せんよう守り抜きます」と誓った。

 SNSでは「徹さん、見栄えがいい上に心根も素晴らしい!」「万太郎、簡単に支援を受けない男気がすごいなあ」「しっかり相手のことを考えることができる、それが万さんのいいところです」「すぐに了承しないところが万太郎らしい」といったコメントが集まった。

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