緊急取調室 (2025)
最終話 蒼い銃弾
12月18日(木)放送分
7月3日に始まる、俳優の小池栄子さんと仲野太賀さんがダブル主演を務める連続ドラマ「新宿野戦病院」(フジテレビ系、水曜午後10時)。脚本家の宮藤官九郎さんが初めて手掛ける医療ドラマで、新宿・歌舞伎町の路地にひっそりと建つ「聖まごころ病院」を舞台に、米国籍の元軍医が「金もうけ主義」の美容皮膚科医や患者たちと繰り広げる救急医療エンターテインメントだ。
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小池さん演じるヨウコ・ニシ・フリーマンを紹介する。
ヨウコは、米国籍の元軍医。米国ニューオーリンズに生まれ、14歳で母親とカリフォルニアへ。その後医大に合格して28歳で医師免許を取得し、13年間軍隊病院で働いていた。親の影響で軍医を志望すると戦地に配属され、銃弾が飛び交う“野戦病院”で兵士や住民の救急活動を行った。とある戦地で瀕死(ひんし)の重傷を負った人から死に際に大切な物とあるメッセージを託され、その人との約束を果たすために日本に向かうことになった。明るく芯の通った性格で、岡山弁や英語交じりの口調に独特の個性がにじみ出ている。
NPO法人「Not Alone」の新宿エリア代表・南舞(橋本愛さん)が、歌舞伎町で海外向けに町の魅力をアピールする動画を撮影していると、泥酔した女性と遭遇する。
歌舞伎町の路地にひっそりと建つ「聖まごころ病院」では、美容皮膚科医の高峰享(仲野さん)ら個性豊かな医師たちが働いている。そこへ外科医不在の中、額から血を流し、他病院で受け入れを拒まれたホストのマモルがやってくる。さらに急性アルコール中毒でヨウコと、付き添いの南も搬送されてくる。
診療費を払わず帰ったヨウコは後日、病院を再訪する。ヨウコは海外医師免許があり、米国の軍医として働いていたというが、日本の医師免許がないため、医療行為をすることができなかった。
そんな中、南から病院に、銃で撃たれ出血している男性・ムハマドを処置してほしいという電話があった。享が「外科医がいないので対応できない」と拒否すると、南は難民申請の通っていないムハマドは他の病院に行くと、強制送還されてしまうと訴える。
ムハマドたちの様子を見ていたヨウコは、彼を抱えて聖まごころ病院へ連れていく。動揺している病院の医師たちを横目に、ヨウコは処置を進めるが……。
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