伊藤沙莉さん主演のNHK連続テレビ小説（朝ドラ）「虎に翼」（総合、月～土曜午前8時ほか）の第81回が7月22日に放送され、寅子（伊藤さん）の大学時代の同期・涼子（桜井ユキさん）のお付き・玉（羽瀬川なぎさん）が再登場し、視聴者の注目を集めた。

あなたにオススメ

「豊臣兄弟！」では池松壮亮が！　大河ドラマ“秀吉俳優”史を振り返る

　第81回では、航一（岡田将生さん）の行きつけである喫茶「ライトハウス」を経営していたのは、涼子と玉だった。14年ぶりに寅子と再会した涼子は、手紙の返事が出せなかったことを謝罪し、「トラコちゃんのご活躍は新聞や雑誌で拝読しておりました。本当にご立派になられて、こちらまで誇らしい気持ちになっておりましたの」と活躍を喜んだ。

　涼子は「ちょっと待ってね」と寅子に声をかけ、奥から車椅子に乗った玉を連れてきた。その姿を見て驚く寅子に、玉は「驚かせて申し訳ありません。空襲のときのけがで」と説明。涼子も「私たち手と手を取り合って元気に生きております。だからご安心なさってね」とほほ笑んだ。

　その日の夕方、寅子が再びライトハウスを訪れると、玉が高校生たちに英語を教えていた。涼子と玉はこの場所で、昼は喫茶店、夜は高校生に勉強を教える塾を開いているという。寅子が「玉ちゃんすごいわ。英語の勉強頑張っていたものね」と声をかけると、玉は「ありがとうございます」と頭を下げた。

　SNSでは「涙が出てきた」「びっくりしたけど生きててよかった」「女子部時代から勉強していた英語がここで伏線回収」「足が不自由になってしまったのは悲しいことだけど身につけた知識は戦争や災害から奪われない」「玉ちゃんの曇った表情が気になる」といった声が上がっていた。