peco:6歳の息子と2歳の保護犬と暮らす 息子は映画「リメンバー・ミー」を通して父の死を理解 「徹子の部屋」で

9月19日放送の「徹子の部屋」に出演したpecoさん=テレビ朝日提供
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9月19日放送の「徹子の部屋」に出演したpecoさん=テレビ朝日提供

 モデルでタレントのpeco(ぺこ)さんが、9月19日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演した。現在は6歳の息子と2歳の保護犬と暮らしている。

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 大阪出身のため、常日頃「なんでやねん」とよく言う。だからなのか、息子はハンカチで拭くところを壁で手を拭いてみたりして、「なんでやねん」と言われるボケを積極的にやっているといい、「突っ込ませてくれるのでありがたいです」 と笑う。

 息子は死者の世界を描たディズニーアニメーション映画「リメンバー・ミー」を数年前から大好きで、よく「死ぬってどういうことなの?」「なんでお空に行ったのに落ちてこないの?」などと質問をしていた。「煙になってお空に行くんだよ」と率直に答えていたが、1年前、「ryuchellのことがあった時、もちろんすごくすごく悲しい、辛い、寂しいという思いを2人で話したんですけど、この映画があったから、温かい表現で伝えられた部分もあって、息子もまっすぐ受け入れてくれた」と話す。

 「ryuchellがもういないってことはちゃんとわかってくれてはいるんですけど、でも気持ちはいつもそばにあるっていう思いで、例えば『ママ、ここにこれ置いたでしょう』と息子が言って、『ママ置いてないよ』『じゃあダダ(ryuchellさん)だね、置いたの』というふうに常日頃から当たり前のようにユーモアを交えてryuchellの名前を出してくれるので、私もうれしいし、ryuchellも一番うれしいだろうなと思ってます」

 息子は、のんびり屋の性格をryuchellさんから受け継いでいるという。「本当親バカなんですけど、すっごく優しいところもあって、それもryuchellからもらったなあと思ってて」と目を細める。

 保護犬は2歳になった。体重は18キロ近くある大型犬寄りの中型犬だ。息子が4歳になった頃、息子に兄弟をという思いで犬を迎えた。「この2人の仲良しのところを見るのが一番の癒やしです」 という。

 ryuchellさんのことがあった時、息子のケアや息子と一緒にryuchellさんのことを存分に思えるように、大阪の家族、特に母が身の回りのことを1カ月ほど全部やってくれた。「救われました」。姉の家族は子どもが2歳差で5人いる。にぎやかで、息子も兄弟みたいにいとこたちと遊び、助けられた。

 これからも前向きに生きていくと決意を語ったpecoさん。「ryuchellが安心して見ててくれることが私は一番うれしいので、息子と一緒にアニソン(保護犬)と一緒に、前を向いていきたいなと思ってます」と語った。

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