キャスター:「汚いカネはいりません」 “滝本”加藤晴彦の覚悟に「よく言った」「名言」(ネタバレあり)

日曜劇場「キャスター」第9話の一場面(C)TBS
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日曜劇場「キャスター」第9話の一場面(C)TBS

 阿部寛さん主演のTBS系日曜劇場「キャスター」(日曜午後9時)の第9話が6月8日に放送された。テレビマンの矜持を示したJBNの編成部・滝本真司(加藤晴彦さん)が話題になった。

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 ◇以下、ネタバレがあります

 進藤(阿部さん)は、原子力燃料再処理センター長・江上(井上肇さん)が乗っていた輸送車の積み荷を見せてほしいと申し出る。積まれていたのはレアアースだった。

 さらに「もう1台」の積み荷を見せてほしい、と要望した進藤。もう1台の輸送車は、進藤の協力者である週刊誌の記者・南(加治将樹さん)が車で尾行していた。

 南とテレビ電話をつないだ進藤は、景山重工の会長・景山(石橋蓮司さん)に対し「向こうの輸送車のドアを開けろ、と命じてください」と要望。景山は「話が見えない」と拒もうとした。

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 さらに、景山の娘婿・池内(松尾諭さん)は、滝本に対し「景山重工がJBNの番組提供を降りてもいいのか?」と圧力をかけた。

 「それは大変困ります。JBNにとっても大打撃です」と応じた滝本だったが「確かな取材力のある彼(進藤)が輸送車に疑惑があるというならば、ここで明らかにすべき」と景山に伝え、輸送車のドアを開けさせた。

 車中には、放射性物質があった。滝本は「景山会長。池内さんは、再処理センターで回収された放射性レアアースを第3国に横流ししているんです。あなたの命令だという名目でね」と説明。

 長年の付き合いで池内の不穏な行動に気づいた滝本は、内偵を続けていた。

 「これを放送したら、私はスポンサーを降りる」という景山に、滝本は「我々テレビ局はスポンサーがいなければやっていられません。でも、汚いカネはいりません!」と口元を結んだ。

 SNS上では「汚い金(カネ)はいりません! 名言、いただきました!」「汚い金はいりません、か。大手のスポンサーだけど、滝本さんよく言ったよ」「汚い金はいりません。そう言える人はどれくらい居るんやろ。滝本さんかっこいい!」と注目された。

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