あんぱん:“清”二宮和也がサプライズ登場! 圧巻演技に視聴者感動「ワンシーンで全部持っていった!」「鳥肌立った」

連続テレビ小説「あんぱん」第59回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「あんぱん」第59回の一場面(C)NHK

 今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第59回が6月19日に放送され、二宮和也さん演じる嵩(北村匠海さん)の亡き父・清がサプライズ登場し、視聴者の間で話題になった。

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 第59回では、空腹と疲労が限界に達した嵩は、清の形見の手帳を持ったまま、とうとう地面に倒れ込んでしまう。意識が遠のく嵩。目を覚ますと、そこには清がいた。

 嵩が「千尋(中沢元紀さん)はどこにいるんだろう……。僕はもうすぐ餓死すると思うけど、千尋は名誉の戦死をするのかな……」と話すと、清は「こんなくだらん戦争で、大切な息子たちを死なせてたまるか。だが……こんな惨めでくだらない戦争を起こしたのも……人間だ。でも人間は、美しいものも作ることもできる。人は人を助け、喜ばせることもできる。だってあんなにみんな喜んでたじゃないか、お前の紙芝居」と語りかけた。

 「でも……僕はこんなにも無力だ」とつぶやく嵩に、清は「お前は何一つ無駄なことはやってはいない」「お前は父さんの分も生きて、みんなが喜べるものを作るんだ。何十年かかったっていい。あきらめずに、作り続けるんだ」と励ました。

 二宮さん演じる清は、物語が始まった時にはすでに亡くなっており、劇中での登場は、幼い頃の嵩(木村優来君)や千尋(平山正剛君)、妻の登美子(松嶋菜々子さん)と家族そろってあんぱんを食べる回想シーンのみだった。

 二宮さんのサプライズ登場に、SNSでは「まさかここでニノが登場するとは!!」「ニノ出てきて鳥肌立った」「ニノも匠海くんも圧巻の演技だった」「一生あんぱん屋の前から動かないかと思ってたニノ清父さんが動いたー」「ワンシーンで全部持っていった!」「お芝居に魅入ってしまった。ニノをキャスティングした意味はそういうことだったんだね」といった声が上がっていた。

最新の人物相関図が公開! “復活”のヤムさん、見た目まったく変わらず? 新たに加わった名前は2人

連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(第16週~) (C)NHK
連続テレビ小説「あんぱん」の最新の人物相関図(第16週~) (C)NHK

 新たな人物相関図がドラマの公式サイトなどで公開された。7月14日に始まる第16週「面白がって生きえ」からの相関図で、同週の予告にも登場していた妻夫木聡さん演じる八木信之介、阿部サダヲさん演じる屋村草吉が“復活”している。

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「あんぱん」登場人物紹介

「あんぱん」とは

 「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。

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