緊急取調室 (2025)
第7話 赤い殺意
12月4日(木)放送分
今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第99回が8月14日に放送された。同回では、3人組ロックバンド「Mrs. GREEN APPLE(ミセス)」の大森元貴さん演じるいせたくやが「見上げてごらん夜の星を」を歌うシーンがあり、40年前の8月12日に飛行機事故で命を落とした歌手・坂本九さんに思いを馳せる視聴者が次々と現れた。
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第99回では、たくやと永輔(藤堂日向さん)の勢いに気圧され、嵩(北村匠海さん)は舞台美術の仕事を引き受けることに。さっそく絵コンテを描き上げ、嵩が改めてイメージを尋ねると、永輔はイメージは嵩に一任すると言う。愚痴りながらもせっせと描き上げる嵩に、のぶ(今田さん)は楽しそうだと言ってそっと寄り添う。
本番初日の前日。通し稽古(げいこ)後に細かく修正を加えていく永輔に、たくやは戸惑いながら「本番は明日なんだけど、それでも変えるかい?」と尋ねる。役者たちもたくやの意見に同調すると、永輔は黙って席を立ち、いなくなってしまう。
休憩中、嵩の隣に腰かけたたくやは、「いいものを作る、これを言われちゃうとね、弱いんですよ。僕も永ちゃんと気持ちは全く同じです。役者のみんなだって本当はそうです。僕は柳井さんからも同じものを感じています」と語った。
永輔が戻ってきて、再び稽古が再開。するとそこに、差し入れを持ったのぶがやって来る。たくやは「良かったら今から最後のリハーサルなんですけど見ていきませんか?」とのぶを誘う。のぶは遠慮するが、永輔は「それならせめて、1曲だけでも聴いていってください。素晴らしい曲ができたので」と食い下がった。
永輔は「それではたくちゃん、歌ってください」と促し、急きょたくやが歌を披露することに。ステージに立ったたくやは、「見上げてごらん夜の星を」を伸びやかな歌声で歌い上げた。
永輔のモデルとなる永六輔さん作詞、たくやのモデルとなるいずみたくさん作曲の「見上げてごらん夜の星を」は、坂本さんの歌唱で広く知られている。
SNSでは 「今日の『見上げてごらん夜の星を』感動した。やっぱり今週この回なのはやっぱり坂本九さんのこともあるんだろうな。何回も坂本さんの顔が浮かびました」「このタイミングで坂本九さん…言葉もない。鎮魂歌のようだ」「『見上げてごらん夜の星を』この4年後に坂本九さんがレコード出すんだなぁと。坂本九さん没後40年も重なって、ちょっと泣いちゃった」「坂本九さんのことを思い出すこの時期に合わせたのかと、あんぱん制作陣の思いが伝わってきてドラマ自体だけからじゃなく、いろいろなものが押し寄せてくる」「坂本九さんが亡くなって40年のタイミングでの追悼なのかとも思ってたけど、今週はお盆でもあるので永六輔さんやいずみたくさん含めて皆さんを偲ぶために歌のシーンだったのかなぁって思ってる」といった感想が次々と書き込まれた。
今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の新たな人物相関図が、ドラマの公式サイトなどで公開された。
9月22日に始まる最終週(第26週)「愛と勇気だけが友達さ」の相関図で、新キャラクターとして、TVプロデューサーの武山恵三(前原滉さん)の登場が予告された。
「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。
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