ばけばけ:“小谷”下川恭平が謡う「松風」に視聴者驚き 「うまさに度肝を抜かれた」「歌舞伎も謡曲もできるんかい!」

連続テレビ小説「ばけばけ」第50回の一場面(C)NHK
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連続テレビ小説「ばけばけ」第50回の一場面(C)NHK

 高石あかりさん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「ばけばけ」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第50回が12月5日に放送され、小谷春夫を演じる下川恭平さんが謡曲「松風」を謡うシーンに、視聴者から驚きの声が上がった。

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 第50回では、トキ(高石さん)と小谷の約束の日が近づいていた。トキのあずかり知らぬところで、小谷の応援をすることになった松野家の面々もソワソワする中、出勤前のトキに小谷は正式にランデブーを申し込む。

 そして迎えた当日、小谷がトキを案内したのは怪談の名所であり、トキの思い出の場所でもある清光院だった。トキは小谷に、井戸の前で謡曲の「松風」を謡うと、松風の幽霊が現れると説明。すると小谷が突然、「松風」を謡い始める。慌てたトキは「現れますよ! 幽霊出ますよ!」と止めようとするが、小谷は構わず謡い続ける。

 謡い終えた後、小谷は「やっぱり出ませんでしたね。すみません……。私……無理です」と言い出し、「私なりに怪談を読んでみたんですが……私には……ついていけません。おトキさんには大変申し訳ないですが……時間の無駄です」と伝える。

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 トキは「でも、私は……。好きだけん。大好きだけん」と怪談好きをアピールするが、この言葉を自分への好意だと勘違いした小谷は「好きだというお気持ちはうれしいんですが……。ごめんなさい!」と頭を下げ、立ち去ってしまった。

 小谷を演じる下川さんは、2004年8月11日生まれ、北海道出身の21歳。吉沢亮さん主演の映画「国宝」(李相日監督)に、黒川想矢さんが少年期を演じた主人公・立花喜久雄の親友の早川徳次役で出演し注目を集めた。

 SNSでは「小谷くんの『松風』のうまさに度肝を抜かれた」「謡曲がお上手でびっくり」「さすが国宝俳優!」「小谷、歌舞伎も(それは徳次)謡曲もできるんかい!」「普通の俳優さんで、あれだけ謡曲が上手な方はいまだかつて見た覚えがないので衝撃的だった」「下川恭平さん、何者?」「勘違いは腹立たしいけど、謡曲『松風』はすばらしくて聞きほれてしまった」「国宝の徳次だったんだ! 芸の幅が広いなあ」といった声が上がっていた。

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NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の人物紹介図 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の人物紹介図 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の人物紹介図 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の人物紹介図 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の人物紹介図 (C)NHK
NHK連続テレビ小説「ばけばけ」の人物紹介図 (C)NHK

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