星降る夜に:妻の妊娠に戸惑う“春”千葉雄大の演技が話題 「気持ちが痛いほど分かって胸が苦しくなった」

連続ドラマ「星降る夜に」第4話の一場面=テレビ朝日提供
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連続ドラマ「星降る夜に」第4話の一場面=テレビ朝日提供

 女優の吉高由里子さんが主演を務める連続ドラマ「星降る夜に」(テレビ朝日系、火曜午後9時)の第4話が2月7日に放送された。佐藤春(千葉雄大さん)が、妻のうた(若月佑美さん)の妊娠に戸惑い、胸の内を吐露する場面に注目が集まった。

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 ドラマは、吉高さんが紫式部役で主演する2024年のNHK大河ドラマ「光る君へ」の脚本を担当する大石静さんのオリジナル作品。感情を忘れて孤独に生きる35歳の産婦人科医・雪宮鈴(吉高さん)と、生まれつき耳の聞こえない25歳の遺品整理士・柊一星(北村匠海さん)の10歳差の恋を描く。

 鈴の勤務先「マロニエ産婦人科医院」に、うたが来院。担当医の佐々木深夜(ディーン・フジオカさん)が妊娠6週目を伝えると、うたは浮かない顔をする。

 うたから妊娠を告げられた春は、一人でマロニエ産婦人科医院を訪れ「いつまでなら中絶できるんでしょうか?」と深夜に質問。「自分は子どもが欲しいと思っていなくて……」と深刻な表情で伝えた。

 春とうたは、かつての職場で同期入社の間柄だった。うたが仕事で結果を出す一方、春は仕事でミスをして上司に叱責され、突然会社に行けなくなった。しばらく休職した後、結局退社することに。

 春は、深夜に胸の内を明かした。

 「家を出ると疲れてしまうし、パソコンを見るとめまいがするし。なのに妻は何の文句も言わず『家のことをしてくれてありがとう』って言ってくれるんです。それが逆に申し訳なくて。生きているのも申し訳ない感じになってきて。今はやっと新しい会社で働けるようになって、妻とも話ができるようになって、でも自分は今、まだそこなんです。とても人の親になんかなれないっていうか……自信が……」と涙ながらに語った。

 SNSでは「どうして子供を望まないのか知って切なくなった」「春くんの苦悩に心を持っていかれた」「千葉雄大の演技がリアルでとてもよかった」「春の気持ちが痛いほど分かって胸が苦しくなった」「明るい春がつらい過去を抱えていたなんて……」と反響が広がっている。

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