注目ドラマ紹介:「競争の番人」 坂口健太郎&杏が“月9”でW主演 公取委舞台のエンタメミステリー

連続ドラマ「競争の番人」第1話の一場面 (C)フジテレビ
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連続ドラマ「競争の番人」第1話の一場面 (C)フジテレビ

 俳優の坂口健太郎さんと女優の杏さんダブル主演のフジテレビ系“月9”ドラマ「競争の番人」(月曜午後9時、初回30分拡大)が7月11日に始まる。坂口さんは月9枠初主演。杏さんは2015年放送の「デート~恋とはどんなものかしら~」以来、7年ぶりだ。2人の共演は2016年公開の映画「オケ老人!」(細川徹監督)以来6年ぶりで、ドラマでは初めて。

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 原作は5月に発売された新川帆立さんの同名小説(講談社)。公正取引委員会が舞台のエンタメミステリーだ。20歳で司法試験に合格して東大法学部を首席で卒業した小勝負勉(こしょうぶ・つとむ/坂口さん)、実直・直情径行型の元刑事で新人職員の白熊楓(杏さん)ら公取委第六審査(通称ダイロク)職員が、談合やカルテルなど不正を働く企業の隠された事実をあぶり出す姿を描く。

 ダイロクの審査長・本庄聡子役で寺島しのぶさん、部下で主査の桃園千代子役で小池栄子さん、キャップの風見慎一役で大倉孝二さん、審査官の六角洸介役で加藤清史郎さんが出演する。

 国土交通省の事務次官で、ダイロクの「最大の敵」藤堂清正役は小日向文世さん。白熊の恋人で、刑事時代の同僚の大森徹也役で黒羽麻璃央さん、検察庁から公取委に出向中の検察官・緑川瑛子役で大西礼芳さん、公取委DFT(デジタル解析チーム)所属の紺野守里役で石川萌香さんが登場する。

 第1話は……刑事の白熊はミスをしてダイロクへ異動。勢いよくあいさつして入室したものの、出迎えたのは主査の桃園だけ。他のメンバーは入札談合容疑で大手建設会社への立ち入り検査中。白熊は桃園と共に現場へ向かう。

 現場で桃園は白熊にメンバーを紹介する。キャップの風見や六角、紺野があいさつ。桃園は、もう1人の小勝負の存在を白熊に教える。メンバーが次々に公取委の立場の弱さの愚痴をこぼす中、白熊は不審な社員を発見する。

 白熊の視線に気付いた豊島浩平(長谷川朝晴さん)は、ファイルを持って部屋から逃げ出す。白熊に追われる豊島は資料室に入り、そこにいた男にファイルを渡そうとするが、白熊が豊島と男を確保。豊島が白熊に抵抗すると、男は「証拠隠滅は検査妨害」と話す。疑問を抱く白熊に、男は小勝負と名乗る。

 ダイロクへ戻ったメンバーは、留置した資料を調べ始める。白熊が地味な作業にうんざりしていると、桃園や風見は小勝負について東大法学部を首席で卒業した人物と教える。そこへ本庄が現れ、白熊に「小勝負を頼む」と謎の言葉を掛け……。

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