海に眠るダイヤモンド
最終話後編(10話)記憶は眠る
12月22日(日)放送分
俳優の鈴木亮平さんが、10月からTBS系の日曜劇場枠(日曜午後9時)で放送される連続ドラマ「下剋上球児」の主演を務めることが明らかになった。鈴木さんが日曜劇場で主演を務めるのは「TOKYO MER~走る緊急救命室~」(2021年)以来2年ぶり2度目。
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今作を手がけるスタッフ陣は、「最愛」(TBS系、2021年)をはじめ、TBSの人気ドラマを送り出してきた新井順子プロデューサーと塚原あゆ子監督。タッグでは初めて日曜劇場を手がける。さらに脚本も「最愛」の奥寺佐渡子さんが担当する。
ドラマは、菊地高弘さんのノンフィクション「下剋上球児」(カンゼン)にインスピレーションを受けて企画され、登場する人物をはじめ、学校、団体名、あらすじもすべてフィクションとして制作される。鈴木さんが演じるのは、赴任3年目の社会科教員・南雲脩司(なぐも・しゅうじ)。南雲は大学まで野球一筋でやってきたが、けがをきっかけに引退。スポーツトレーナーとして働いていたが、教師になる夢を捨てきれず32歳で大学に再入学し、高校教師になる。その後、あることをきっかけに、廃部寸前の野球部の顧問になり、生活が一変する……と展開する。
鈴木さんは「2年ぶりの日曜劇場ですが、毎回出演するときはいつも以上に皆様に作品を届けられるよう、自分のできる限りの力を尽くしてやると決めています。今回の大きな見どころの1つとして、球児たちの成長があります。共演する球児役の子たちが本当にキラキラ
していて、野球が好きな子たちで、俳優としても、球児としても一生懸命好きなものに向き合っている姿を皆様に見ていただければ、彼ら一人一人のことを応援したくなると思います」と語った。
新井プロデューサーは「主人公の南雲は “こんな先生が居たらいいな”というキャラクターにしようと考えていて、鈴木さんはまさにイメージ通り! 野球練習も全力で取り組んでくださり、驚くべき身体能力でめきめきと上達されて、改めて南雲にぴったりだなと思っています。生徒役キャストへの愛情も深く、彼らのことを話す鈴木さんの様子は南雲そのもの。これから生徒たちとどうセッションしていくのか楽しみです。また南雲に立ちはだかる壁をどう乗りこえていくのかも見どころになります」と語った。
塚原監督は「高校野球に限らず、部活をやってきた全ての人が熱くなれる物語です。何かに夢中になることは、かけがえのないことなんだと確信させる作品です。登場する球児たちは、青春を全部かけて夏に挑んで、それで将来にプロになるわけでもありません。鈴木亮平さん演じる、南雲先生がそんな彼らをどう導き、又、何を学ぶのか。ぜひ、一緒に体験してください!」と語った。
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