終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
鈴木亮平さん主演の連続ドラマ「下剋上球児」第9話が12月10日にTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)で放送された。第9話はほぼ1話分、県大会準決勝の対星葉高校戦の試合シーンとなり、胸熱の展開に視聴者が「一瞬で1時間終わってた」と盛り上がった。
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原案は菊地高弘さんの同名ノンフィクション(カンゼン)。教師の夢を捨て切れず32歳で大学に再入学して高校教師になった南雲(鈴木さん)が、廃部寸前の野球部の顧問になり、甲子園を目指す物語。登場人物や学校、あらすじは全てフィクション。「最愛」(2021年)など同局の人気ドラマで知られる新井順子プロデューサーと塚原あゆ子監督が手掛ける。
第9話は、運命の準決勝。エースの犬塚翔(中沢元紀さん)を控えに回し、根室(兵頭功海さん)を先発で起用という南雲(鈴木さん)の判断に戸惑いながらも、部員たちは静かに覚悟を決める。
だが、山住(黒木華さん)が脇腹の痛みを悪化させて病院へ運ばれる。
相手の賀門(松平健さん)率いる星葉高校もいつもと違う布陣だ。想定外の出来事の連続に、越山高校はミスを連発。焦る部員たちを前に南雲は「びびってる」と怒らせて奮起させる。
何か重大な懸念を抱えている様子の校長・丹羽(小泉孝太郎さん)は、犬塚(小日向文世さん)らにある相談を持ち掛けて……と展開した。
準決勝では、守備中のけがで久我原(橘優輝さん)が病院に運ばれるなど越山高校はピンチに陥るが、9回裏ツーアウト1、2塁でエースの犬塚が代打に出る。そこでサヨナラヒットを打ち、越山は準決勝で勝利した。
試合後、賀門は南雲に声を掛け、決勝の相手の攻略の仕方などを伝授した。
SNSでは、「ドラマだけど、泣ける」「泣いた。本当に大号泣。胸熱すぎる」「一瞬で1時間終わってた」「終わってほしくない。球児の青春を感じたい」「めちゃめちゃ感動するし、来週終わってしまうの悲しい」などの声が続々と上がった。
また、準決勝の解説者役でプロ野球・東北楽天ゴールデンイーグルスの田中将大投手が登場し、「若干照れ気味のマー君にほっこりしたわ」などの声もあった。
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