良いこと悪いこと
最終話 真犯人、だーれだ?
12月20日(土)放送分
俳優の西島秀俊さん主演のTBS系「日曜劇場」枠(日曜午後9時)の連続ドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」の第2話が1月21日に放送された。チェリストの羽野蓮を演じた佐藤緋美さんが視聴者から注目された。
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ドラマは、同局の「凪のお暇」(2019年)などで知られる脚本家の大島里美さんのオリジナル作。西島さん演じる世界的な指揮者だがその他のことは不器用な父と、芦田愛菜さん演じる素直になれない娘の愛の物語。
仕事でフランスへ行ったはずの俊平(西島さん)の妻、志帆(石田ゆり子さん)は日本にいた。そのことを晴見フィルの団長・古谷(玉山鉄二さん)は知っていた。そこには深い訳があった。
それを知る由もない俊平は、晴見フィルの指揮者を引き受けることに。だが、白石市長(淵上泰史さん)と出くわし、ホールは3カ月後閉館、オーケストラも予定通り残り3カ月で廃団だと念を押される。白石はさらに、晴見フィルが40年以上かけて集めた楽譜の撤去を部下に命じる。
古谷と大輝(宮沢氷魚さん)は、市長らの強引なやり方に途方に暮れるが、俊平は意に介さず、新しい演奏曲を提案。新メンバーも募集することに。
チェリストが足りないと楽団の中で話題になると、ティンパニ奏者の内村菜々(久間田琳加さん)が「私の推しをぜひ」とチェリストの羽野蓮を推薦する。
俊平らが羽野に会いに行くと、羽野は幼い頃からクラシックの才能に恵まれ周囲の期待を背負ってきたが、すでにクラシックはあきらめ、今は別の仕事をしているという。俊平は晴見フィルに誘うが、羽野は固辞する。
だが、後日、俊平がピアニカを手に再び羽野のところを訪ねる。羽野は「客の前で演奏するのが嫌になっただけ」といい、まだ「好きなときに好きな音楽を」と音楽は辞めていなかった。そこで俊平のピアニカと羽野のチェロでセッションする。俊平と音楽をやりたいと考え直した羽野は晴見フィルの練習場を訪れた。
羽野を演じた佐藤さんは1999年12月19日生まれ、東京都出身。父は俳優の浅野忠信さん、母はミュージシャンのCharaさんで、2017年にモデルデビュー、2018年に俳優デビューした。
佐藤さんについて気になった視聴者も多かったようで、SNSでは「浅野忠信とCharaの息子なのか!」「雰囲気あって一気に推しになりそう」「素晴らしい存在感!」「楽しそうにチェロを弾く姿を見てやっぱり好きと確信しました」といった声が続々と上がった。
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