終幕のロンド ―もう二度と、会えないあなたに―
最終幕 隠蔽を許さない…遺品整理人、最後の戦い
12月22日(月)放送分
伊藤沙莉さんが主演するNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「虎に翼」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第46回が、6月3日に放送され、沢村一樹さんが演じる久藤頼安が初登場した。
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久藤は裁判官を目指す寅子(伊藤さん)の実力を買って、採用に力を貸してくれる。人当たりがよく常にフレンドリー。海外の事情にも詳しく、振る舞いのすべてがスマート……というキャラクター。
第46回では、新しい日本の憲法に希望を見出した寅子が、司法省の仮庁舎が設置されている法曹会館へ向かう。裁判官として雇ってほしいと直談判にやってきた寅子だったが、人事課にいたのは桂場(松山ケンイチさん)で……と展開した。
司法省を訪れた寅子は、桂場に会う前に、久藤から声をかけられる。久藤は「ライアン」と名乗り、寅子のことを「サディ」と呼ぶ。寅子と桂場が話をしていると、再び現れた久藤は、「人手不足の上に、GHQも彼女を見たら喜ぶ」と語るが、桂場は難色を示す。
その後、寅子の家を訪ねた久藤は「僕のもとで働いてほしい。君のことが気に入ってしまってね」と提案するが、寅子は「なんかうさんくさい」と思い複雑な表情を見せる。はる(石田ゆり子さん)が「娘が失礼な態度を……」と謝罪すると、久藤は「なんとお母様でしたか。私はてっきり彼女のお姉さまかと」と返し、はるは思わず笑顔になっていた。
そして寅子は久藤が主任を務める「民法調査室」で働くことになる。そこには、寅子の大学時代の同期・小橋(名村辰さん)の姿があった。
寅子に対して憎まれ口を叩く小橋だが、「世が世ならあの人、久藤藩藩主・久藤家のお殿様だぜ。昔から変わり者で有名でさ」と説明する。
続けて「日米開戦前にアメリカの裁判所を視察に行って、アメリカのアの字も言えない時でも、アメリカの裁判所はすばらしいと吹聴していたアメリカかぶれらしい。まあ変わり者だから、お前と波長が合うのかもな」と嫌みを含みながら、久藤について話していた。
SNSでは「沢村一樹さんがほんとに沢村一樹さんすぎて笑い転げてる」「キャスティング、沢村一樹で大正解過ぎ」「沢村一樹が沢村一樹ならではの役をやってて大変良いw」といった感想が書き込まれていた。
またNHKで放送されたバラエティー番組「サラリーマンNEO」で、沢村さんが演じた“セクスィー部長”がX(旧ツイッター)でトレンド入りするなど話題となり、「ちょっとセクスィー部長みあってニヤニヤしてしまった」「こういう役、似合うな~! セクスィー部長を彷彿(ほうふつ)とさせる」といったコメントも集まった。
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