花咲舞が黙ってない:第9話 臨店班、解散の危機(前話のネタバレあり)

ドラマ「花咲舞が黙ってない」第9話の一場面=日本テレビ提供
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ドラマ「花咲舞が黙ってない」第9話の一場面=日本テレビ提供

 今田美桜さん主演の連続ドラマ「花咲舞が黙ってない」(日本テレビ系、土曜午後9時)第9話が6月8日に放送される。予告動画では「臨店班、解散の危機」のテロップと共に花咲舞(今田さん)の「私たち、案外バランスの取れたいいペアだったねって言いたいんですか?」というセリフも公開されている。

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 前話は……舞が昇仙峡玲子(菊地凛子さん)に「彼岸花を紀本部長(要潤さん)に送ったのは昇仙峡さんですよね?」と声を掛ける。

 舞は、昇仙峡の亡き恋人・川野直秀(平原テツさん)の元部下で今は園芸店で働く西久保和哉(田野倉雄太さん)から、昇仙峡の指示で紀本に彼岸花を送ったことや、昇仙峡が一人で大き過ぎる敵に挑もうとしているようだ、との話を聞く。

 「これ以上、首を突っ込むのはやめてちょうだい」と言う昇仙峡だが、舞は「もし昇仙峡さんが一人で戦おうとしているのだとしたら、私にも手伝わせてもらえませんか?」と申し出て……。

 第9話は……舞は職場近くの公園で上司の芝崎太一(飯尾和樹さん)が若い女性と親しげに話している姿を目撃。相馬健(山本耕史さん)に、芝崎が不倫をしているかも、と訴える舞。だが相馬は、東京第一銀行の大口取引先「東東デンキ」の粉飾決算のニュースの方が大事だと気にも留めない。

 2人は虎ノ門支店の臨店に。東東デンキの元経理課長市村(俵木藤汰さん)から「東東デンキの粉飾の件は2か月ほど前に銀行さんが気づいて指摘していた」と言われる。東京第一銀行が新聞報道より先に粉飾を把握していながら隠匿していた……?

 翌日、舞と相馬は虎ノ門支店で得た情報をまとめた報告書を芝崎に提出。芝崎は動揺するようなそぶりを見せる。

 舞らの報告書は紀本の元へ。紀本は昇仙峡に隠匿を指示。昇仙峡が理由を尋ねると紀本は、東京第一銀行内には選ばれた人間しか触れられない「エリア51」と呼ばれる極秘事項がある、と答えた。

 一人になった昇仙峡は川野の遺品の手帳を開くと、乱れた文字で「51」と書かれた形跡が。川野は死ぬ直前までこの秘密を追っていたらしく……。

 原作は巨大銀行を舞台にした池井戸潤さんの小説「不祥事」(講談社文庫、実業之日本社文庫)と「花咲舞が黙ってない」(中公文庫、講談社文庫)。2014、15年に杏さん主演でヒットした連続ドラマの新シリーズで、今回は銀行支店を指導・審査する本部の臨店班が舞台。

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