フェイクマミー
第9話 ニセ母計画崩壊!?追い込まれた家族の決断
12月5日(金)放送分
今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の第84回が7月24日に放送され、嵩(北村匠海さん)が地震で音信不通だった理由が明らかとなり、視聴者から驚きの声が上がった。
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昭和21(1946)年12月21日早朝、西日本で大地震が発生し、高知県に大きな被害が出た。地震から2日がたっても嵩の消息は分からず、高知新報の面々が心配していると、そこに嵩がひょっこりやって来る。東海林(津田健次郎さん)は「生きちゅうがやったら、連絡ばあせえ!」、岩清水(倉悠貴さん)も「みんな心配したがですよ!」と伝えるが、嵩は「うちで寝てました。ずっと……徹夜続きだったので……」と話し、編集部の面々をあ然とさせた。
嵩は地震で跳びはねたが、また眠ってしまったといい、「目が覚めて、家を出たらビックリしました。あちこちで家が倒れてて、それで近所の人たちとがれきの片付けをしていて、出勤できず、すみません」と頭を下げた。東海林は「アホか! こればあ大震災やっちゅうのに寝よったやと!? おんしゃあ、それでも新聞記者か!」と嵩につかみかかるが、嵩の無事に胸をなで下ろす。
その後、嵩は電話でのぶ(今田さん)にも無事を報告。しかし、「ずっと寝てて……」と話すと、心配で居ても立ってもいられなかったのぶは「この1週間、眠れっちゃあせんがや!」」と声を荒らげ、「たっすいがーの嵩のくせに、どればあ心配したと思っちゅうがで! あんたらあて……あんたらあて、もう起きんでえい! 一生寝よれ! 死ぬばあ心配して損したわ! ほいたらね!」と激怒し、そのまま電話を切ってしまった。
大地震の中でも眠っていた嵩に、SNSでは「嵩らしいw」「大物が過ぎるわっ」「面白すぎw」「マイペースすぎる」「信じられない」「嵩の悪運の強さたるや……」といった声が上がっていた。
なお、この展開は史実に基づいて描かれており、嵩のモデルとなったやなせたかしさんは「昭和南海地震」の際、地面が揺れるのが当たり前の戦場を経験したことから、一度は起きたもののまた布団に入って眠ってしまったという。
今田美桜さん主演のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」(総合、月~土曜午前8時ほか)の新たな人物相関図が、ドラマの公式サイトなどで公開された。
9月22日に始まる最終週(第26週)「愛と勇気だけが友達さ」の相関図で、新キャラクターとして、TVプロデューサーの武山恵三(前原滉さん)の登場が予告された。
「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、暢さん(1918年~1993年)夫婦がモデル。何者でもなかった二人があらゆる荒波を乗り越え、“逆転しない正義”を体現した「アンパンマン」にたどりつくまでを描く、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。
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